
ボンジョルノ! ウッチーです!
11月は卒業論文の時期ですね!しかし就職活動や言語系の単位履修で卒論どころではないという人が多いのも事実。
一番悲惨なのは、内定をもらっているのに卒論が書けない人。
卒論の単位を落として留年。そして内定辞退という最悪のシナリオが待っています。
そんな人たちが行きつく先が卒論代行業者です。
今回は卒論代行についてまとめます。
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代行業者
ネットで検索すると論文やレポートの代行業者はたくさんあります。
代行の平均相場は1文字10円から20円くらいのようです。
中には1文字3円という業者もありますが、ちょっとあやしいですね。
あとで「代行した事をばらす」というネタで脅迫する業者もあるとか。
あんまり安いと悪徳か?と思ってしまいます。
卒論の平均文字数は2万文字ですから、相場で卒論をたのめば10万円ということです。
就職がダメになることを考えれば10万円なんて安いものですね。
だって、留年したらさらに学費が必要です。
大学にもよりますが、80万円くらいは必要です。
もちろん1年間の生活費も必要ですから、これはサラ金に借金してでも代行にたのむべし、と考える人が多いのも無理のない話です。
問題はばれないのかという点ですね。
私も自称ライターとして言わしていただければ「ばれません」。
その人が書いたある程度長い100文字程度の文章を見せてもらえば、文体のまねなんか簡単です。
文章には知的レベルがもろに出ますから、レベルに合わせて適当に誤字(誤変換)をミックスすることも小技として可能です。
しかし問題は、教授(指導教官)との関係です。
文体はその人らしく代行できても、教官が怪しんで論文についてあれこれ質問してきたときに答えられなければ自分が書いていないことがばれます。
いや答えられませんけど自分が書きました、と主張しても教官が代行と判断すれば評価は「不可」です。
留年決定です。
留年ですめばよいですが、下手すれば放校処分です。
なぜなら代行が横行しているという事実が広まると大学の社会的評価が下がるからです。
「あの大学は卒業楽勝」という口コミが広がれば、企業も採用を絞るからです。
ばれない方法
代行した事がばれないようにするには、書いてもらった卒論を何回も読みこむ必要があります。
そして、質問に答えられるようにすることです。
「この本を引用した理由は?」と聞かれても答えられるようにしておくということです。
そこまで読み込むのなら、自分で書いた方が良い気もしますが、それができれば苦労しないってことですね。
しかし実際はそんな尋問はないでしょうね。
これが国立大学とか理系学部ならあるでしょう。
だって教官一人に対して学生が少ないですから。
私は国立大学出身ですが、哲学専攻のゼミは教授一人に対して学生はたったの3人でした。
卒論の中間発表や途中の指導などもありますから代行など絶対不可能でした。
しかし私立の文系学部に進んだ友人に聞くとゼミは20人以上いたとのこと。
2万文字の卒論を一人で20人以上指導するって無理でしょ!
卒論以外に自分の研究や講義の準備などもありますしね。
もうとりあえずなんか書いて!評価はテキトーにしておくからっていう先生がいても不思議ではありません。
それに大学によっては論文というレベルではなく、中学生の作文や読書感想文みたいな「卒論」で終わるところもあります。
そんなレベルの代行なんかは逆に難しいでしょうけどね。
しかし「仮説」や「検証」、「調査」などのない論文(といえませんが)だとしたら、尋問もできません。
そんな作文には「引用」や「参考文献」など存在しないからです。
ですから結論をいうと「代行は、ばれません」ただし、「論文のレベルが全体的に低くて、ゼミの学生が多く指導教官と薄い関係の時」です。
まあとにかく卒業論文は自分で書く方が良いです。どんな下手でも。
楽しく書く方法は別の記事に書きました。
参考→卒業論文を簡単に書く裏技は?楽しくてタメになって成長できる方法って?
とにかく早めに動きだせば、私の記事通りに書けます。
同じく書けなくて困っている友人と一緒に記事を読んでください。
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私の卒論
私は、マルクス・レーニンの哲学を卒論に書きました。
卒論の書き方という本を買って、そのセオリーに従いました。
カードをたくさん用意して、自分の考えを短文でたくさんストックしていきました。
そう考えた元になった文献とページ数もカードに書きこみました。
論文に引用元を書きこむためです。
そうしてカードをたくさんにして、カードを分類し、章を立てて、論文(らしきもの)を書きました。
最終的には教授から「これは論文じゃない。共産党の宣伝広告だ。」と評価されました。
単位はもらいましたけど結構打ちのめされました。
自分に自信がありましたからね当時は。
読書量も半端なかったですし。
民青(みんせい:共産党の学生組織)でもありませんでしたし。
でもあの時の経験って本当にその先の人生に生きています。
こうやってブログライターとして収入を得ようとしている力にもなっています。
職場では、報告や提案をするときの文章をスピーディにわかりやすく作れます。
学校の教員として授業のワークシート(プリント)を作るときもクオリティの高いものができます。
論文っていうのは、作文とちがって「何かを論理的に伝える」ってことに特化しています。
おそらくロボットやAIの時代になっても人の文章は生き残るでしょう。
なぜなら同じことを同じ論理で伝えても、書いた人の個性が出るからです。
そしてその個性が人を惹きつけます。
社会主義のバイブル「資本論」の日本語訳は非常に難解でした。
しかしマルクスが本の最後に書いた言葉。
「世界中の労働者よ、団結せよ!」
経済本の最後に普通書きますか?
これがマルクスの個性です。
この一文が世界に影響を与えたといってもいいでしょう。
そして、AIには書けないでしょう。
「マルクス風」というプログラムを組めば、最後は全部「団結せよ」かも知れません。
まとめ
こうやってネットビジネスの端っこにいると様々な成功者の文章に触れます。
成功者に共通しているのは、高学歴ではありません。
共通点は文章にオリジナリティがあることです。
そして回りくどくなく、わかりやすいのです。
卒業論文で、ぜひ文章を練習してください。
どんな業界に行ってもそのスキルは役立ちます。
特に自分で起業するときは絶対に必要になります。
ロボットとAIが多くの仕事をおこなうようになる時代には、絶対に「人の味がする」文章によって稼げるはずです。
以上、卒論の代行について私の考えでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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