三種の神器とは何?退位と即位の儀式に二つしかないのはなぜ?

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2019年4月30日に天皇が退位しました。

午後5時からのライブ中継を見ていた人も多いのではないでしょうか?

さて、その時に侍従さんが三種の神器を運びましたが、

「中身は何だろう?」

「なんで三種なのに二つしかないの?」

と思われた方も多かったのでは?

そこで、今回は三種の神器についてまとめてみたいと思います。


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三種の神器とは?

 

正式な名称は、ホントに難しいので簡単にいいます。

「鏡」(かがみ)

「剣」(つるぎ)

「勾玉」(まがたま)

です。


その1:鏡

 

鏡と言っても、今の鏡とは違って、金属をピカピカに磨いたものです。

海外の昔話でも「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」

なんていうシーンがありますよね。

たぶん、魔力というか不思議な力があるって信じられていたのでしょう。

実物が反対にそのまま写るっていう物体。

まあ、良く考えたら不思議ですよね。

合わせ鏡にすると無限の奥行きも出たりして、

なかなか神秘的なアイテムです。

この鏡って古墳からよく出てきます。

鏡を持つことができたのは相当な権力者だったようです。

そして、中国は卑弥呼に鏡を送ったと記録されています。

邪馬台国とヤマト王権のつながりは不明ですが、

もしも関係があるなら鏡は大陸からやってきたものかも知れません。

で、そんな形なのかは不明です。

三種の神器は誰も見てはいけないからです。

しかし古代の鏡といえば、丸い形の金属製なので、

そんな格好をしているものと思われます。

地方でも神社に行って本殿の奥を良く見ると、

鏡が飾られていることがあります。

イメージとしては、あんな感じだと思います。


その2:剣

 

これはカタナです。

ただ、古代の刀は「日本刀」とは違って真っ直ぐなんですよね。

日本刀は片方だけ切れるようになっていて反っています。

古代のカタナは両方が切れるタイプです。

なぜ、武器が伝わっているのかといえば、

やはり「権力争い」イコール「戦い」だったということでしょう。

武力に秀でたものが権力を握るっていうのは、

当然ですし、

現在の天皇も祖先をたどれば武人または、

強い武人を味方につけた豪族だったかも知れません。

だから、剣が伝わっているのでしょう。

鏡を持っているということは、「祈りの力を持ち」

剣を持っているということは、「最強の武力を持つ」

ということじゃないかと思います。


その3:勾玉

 

神話によれば、岩戸に閉じこもった神を、

鏡と勾玉でおびき出した、となっています。

勾玉自体はアクセサリーで、

まあジュエリー的なものだったようです。

穴があいていて、そこにヒモを通して

ネックレスみたいに装着していたと考えられています。

たぶんこれも、色や大きさ、デザインなどが位を示していたのでしょう。

「天皇のみが許される勾玉があり、それが伝えられている」

私はそう思います。

しかし、上にも書いたとおり、誰も本物を見ていないので、

確認のしようがありません。

 


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なぜ二種類しか無いの?

 

さて、テレビを見ていると、

三種といいながら箱は二つでしたね。

あれはいったいなぜでしょう?

それは、勾玉の箱が小さいからです。

実際は、運ばれていたのに目立たなかったのです。

おそらく勾玉は、数センチ程度の大きさですから

手のひらサイズの箱に入っています。

儀式の写真をよく見ると、

左右に剣と鏡を持った人が立ち、

中央に小さな箱を持った人が立っています。

あれが、勾玉だと思われます。

 

 

 

 


剣は海の底?

 

実は、源氏と平氏が権力争いをした平安時代末期、

三種の神器は、海に沈んでいます。

源氏の大将であるおじさんは、

弟であるヨシツネに

「天皇を生けどり」

「三種の神器を入手」

というミッションを与えます。

天皇は幼児で、平氏の大将の孫でした。

ヨシツネ(いわゆる牛若丸)は、

平氏と天皇を追って京都から、伊丹、神戸、高松あたりを

進軍しました。

そして、ついに山口県と福岡県の間にある狭い海峡で、

「袋のねずみ」にしたのです。

その時、幼児だった天皇は、

母(平氏の大将の娘)と一緒に海に身を投げます。

三種の神器も一緒でした。

「死んでも、源氏には権力を渡さない」という執念ですね。

源氏の大将は、弟のヨシツネに

「あほか!」と言って怒ったでしょう。

まあ、しかしどうしようもないわけです。

その後、箱に入っていたために、

勾玉と鏡を海面に浮いてきたらしく、

回収されたとのことです。

しかし、剣は海の底に沈んでしまったようで、

現在あるものは、レプリカ(複製)であると言われています。

まあ、これも真偽のほどは定かではありません。


まとめ

 

本当に日本と言うのは神秘的な国ですね。

私自身は西暦使用派ですが、

神社にお参りするのは結構好きです。

民主主義と世界平和を重視し、

2019年に退位となった天皇と皇后を尊敬しています。

退位の際に読んだ「国民へのメッセージ」も

非常に短く簡潔で、

長くて意味不明なものが多い権力者のスピーチと比べ、

実にスマートでした。


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  • 2019 04.30
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