精神保健福祉士(PSW)の仕事とは?社会復帰にはNPOが重要?

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うつ病患者は年々増加しています。統合失調症も常に一定の割合で発症しています。小学校高学年からの不登校の原因は、思春期うつ病や自律神経失調症と診断されることもあります。今や、精神疾患は特別な病気では無く、一般的なものになっているといえます。今回は、精神疾患の現状や支援についてまとめます。


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うつ病とは

簡単に言うと、気分が落ち込んだまま回復しない病気です。具体的な症状は次の通りです。

・夜に眠れないので、日中に眠くなる

・思考がネガティブ(悲観的)になる

思い込みが激しくなる

頭やお腹が痛くなる

・集中できないので仕事でミスが増える

・仕事が遅くなる

肩がこる

口が渇く

・全身がだるい

・何もしていないのに疲労感がある

腰が痛くなる

吐き気がある

めまい(くらくらする)

・動悸(異常にドキドキする)


うつ病患者数の推移

厚生労働省の調査によると、1996年には約40万人だったものが、約20年後の2014年には約110万人と3になっています。これは、うつ病への啓発が進んで、気軽に受診する人が増えたという面もあるでしょうが、日本がうつ病を生みやすい社会へと進んでいるというのも確かでしょう。


うつ病の原因

これは、はっきりと解明されていません。脳内の伝達物質が少なくなるなどといわれていますが、研究途上です。まじめで仕事熱心な人が、うつ病になりやすいといわれています。さらに、思考パターンや生活環境、ストレスなどが絡み合っているという説が有力です。


患者急増の原因

患者数が急増したこの20年で大きく変化したのは、パソコンとインターネットの普及であるのは確かです。コンピューターやスマホを、人生の楽しみや仕事の効率化につなげることができた人は、その変化がストレスにならなかったのかも知れません。進化論的にいえば、変化に適応できたかどうかということです。


睡眠時間

平均睡眠時間の変化も見逃せません。NHKの国民生活時間調査によると、1960年に、日本に住んでいた人は70%以上が夜10時までに就寝していたそうです。最近はそれが20%まで低下しています。睡眠は脳を回復させる最高の手段です。しかも夜12時までの睡眠が大切という説もあります。うつ病の原因が脳にあるのであれば、就寝時間が遅くなったことと、うつ病患者の増加は関係ありそうです。


自律神経失調症とは

自分を何かに集中させて仕事などの能率をあげる交感神経と、リラックスさせて心身を回復させる副交感神経のバランスが崩れる病気です。頭痛、腹痛、ひどい肩こり、慢性疲労などの症状があり、何事にもやる気がなくなります。つまり、うつ病によく似ています。専門家の中には、うつ病の入り口は自律神経失調症という人もいます。しかし、この病気も原因や治療法は解明されていません。


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統合失調症とは

実は100万人くらいの患者がいわれている統合失調症。どの国でも、1%程度の人が一生に一度は発症しているそうです。症状には2つのタイプがあり、陽性タイプは幻覚、幻想、興奮です。誰が見てもわかる症状です。陰性タイプは、顔の表情がなくなる、人付き合いがうまくいかなくなる、こだわりが強くなる、というもので、ぼんやりとしてなにもしなくなることが多いようです。日常生活が正常に行えなくなる病気です。


統合失調症の原因は

まだ明らかになっていませんが、遺伝、脳内物質、環境などが複合的に作用して発症するという説が有力です。親が発症していても子が発症しない場合もありますし、環境が悪くても発症しない場合もあります。


治療と社会復帰

どの病気でもそうですが、自分の力で病気を克服するのは危険です。専門家の力を借りるべきです。つまり病院や整体です。そして、社会への復帰にも専門家の力を借りましょう。これはPSW(精神保健福祉士)の専門分野です。PSWへの相談は、役所や保健所などで行えます。最近は復帰を支援しているNPOも多く、そこでは、軽い作業をしながら社会復帰へのサポートをしてもらえます。「精神障害 サポート NPO (住んでいる市町)」などで検索すれば、近くにある精神障害者を支援しているNPOを見つけられます。


NPOの活動内容

私の知人が運営しているNPOでは、古本をアマゾンで売っています。さらに、在庫しているそれらの本を読みながらコーヒーを飲めるカフェも併設しています。また、ケーキ屋さんなどで使われる、お持ち帰り用の入れ物を作る作業所も併設しています。精神障害のみなさんが、そこでたくさん働いています。アマゾンでの郵送物を梱包する作業は、社会に関わっている気持ちを高めることができます。そして、カフェでの業務は対人能力を回復するのに役立ちます。そして、最終的には再就職できるようにお世話してくれます。法律では障害者の雇用を義務づけていますので、精神障害であっても十分雇用の機会があります。そのNPOでは、精神保健福祉士さんたちが働いています。


まとめ

うつ病や自律神経失調症、統合失調症など、精神の病気は誰にでも起こるものです。精神保健福祉士の知人によると、悪化してからの回復はとても時間がかかるそうです。予防に努めるとともに、おかしいなと思ったら早めに相談しましょう。


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  • 2017 03.24
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