小出恵介の過去作品はどうなる?韓流批判で消えた元共演者の現在は?

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2017年6月に俳優活動の無期限停止が発表された小出恵介。彼の出世作である映画「パッチギ!」に出演していた俳優が次々と転落の人生を歩んでいる不思議を記事にしてきました。

今回は、高岡奏輔(たかおか そうすけ)についてまとめます。

塩谷瞬については→小出恵介はどの映画が出世作?スキャンダルで転落した元共演者は誰?

沢尻エリカについては→小出恵介が愚行で俳優活動停止?かつて共演した沢尻エリカは復活した?

 


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番長

「パッチギ!」では朝鮮学校の番長である、李安成(リ・アンソン)を演じた高岡奏輔。そのやんちゃなキャラクターを自然に演じており見ていて爽快でした。

弱気なキャラの塩谷瞬。強気な高岡奏輔。とにかく魅力的な沢尻エリカ。暴力の多いシーンを和らげる小出恵介。4人の役柄は見事に調和していました。

特に高岡奏輔と沢尻エリカの2人は、映画を観終わった人の半分はネットで在日かどうかを確認したのではないかと思うくらい素晴らしい成り切り度でした。


その後ブレイク

そんな高岡奏輔は「パッチギ!」が韓国で上映された時に訪韓し、にこやかに現地メディアと対応していました。

「パッチギ!」という歴史教科書的映画でしっかり学習した彼は、韓国でも十分に良い関係を作ることができる国際人になっていました。

そして国内でも人気は上昇します。映画や舞台、テレビドラマでの主演に抜擢されるようになりました。人気女優の宮崎あおいと結婚したのもこの頃です。


転落へ

ところが「パッチギ!」から6年後の2011年に突然「壊れ」ます。ツイッターで韓国ドラマやK-POPが日本で人気のある状態を批判するつぶやきを始めるのです。

日本全体で言えばそれに共感する人も多いわけですし、一個人がつぶやく分には問題も大きくないわけですが、彼の場合は超有名人でした。

当然大きな騒動に発展し、彼は事務所との契約を解除されます。

その数ヶ月後には宮崎あおいとの離婚も発表されました。


何が彼を・・・

私自身が驚いたのは、あれだけコリアンに成り切って好演していた彼の変わり方です。何が彼を180度転向させてしまったのか・・・・。

いろいろな原因があるのでしょうが、私は批判に耐えきれなくなったのではないかと思いました。映画によって在日コリアンのイメージをぐっと良くした彼と沢尻エリカには、様々な中傷が浴びせられていたでしょう。

「パッチギ!」の監督である井筒和幸のように筋金入りの正義漢ならば、どんな批判や中傷にも怯(ひる)むことはないでしょう。しかし彼は疑問を持ったのでしょう。「日本人の自分が外国人を演じたことでこんなツライ目にあうということは、「パッチギ!」自体のコンセプトが間違っていたのではないか。」と。

「あの映画に出て、あの役をしなければこんな中傷にさらされることも無かった。」と感じたのかもしれません。


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本当に惜しい才能

そして彼は業界から消えて行きました。そして久しぶりに彼の名前をみたのは2016年です。なんと傷害容疑で逮捕されたのです。

沢尻エリカと対等なオーラを画面上で放っていた高岡奏輔は、主役の塩谷瞬以上の存在感を見せていました。その後の活躍ぶりを見れば役者としての才能が飛び抜けたものであることは明らかです。

ツイッターへの書き込みによって評価を落とさなければ、今頃は小栗旬や岡田准一がもらっている役を彼がもらっていたのではないかというくらいの役者です。そして日本映画をもっと面白くしてくれたような気がするのです。


順調な役者も

「パッチギ!」でもう一人印象に残った役者が波岡一喜(なみおか かずき)です。高岡奏輔といつもつるんでいた朝鮮学校の不良役でした。目がすわっていて怖いオーラを出していました。関西弁もネイティブらしくキレがありました。

映画ではそんな不良が受験勉強をして朝鮮大学校に入るという設定でした。大学生になったシーンが少しあるのですが、「ちゃんと勉強しています」というオーラがしっかり出ていました。それもそのはず早稲田の難関学部政経出身なんですね。

最近も脇役として、よい仕事をしています。一般女性と結婚して2人の子持ちだそうです。

「パッチギ!」以降も思想面で全くブレの無い監督の井筒和幸は奈良の超進学校出身です。学歴など全く人の評価に関係ないという考えの私ですが、上り坂を落ちなかった2人を見ていると、人生には「虚実を見極める能力」が必要で、その力を身につけるには学校の勉強が役に立つ場合もあるのではないかと思わされます。


まとめ

映画「パッチギ!」の出演者たちが辿った数奇な運命を考えると、やはり日本社会に在日コリアンへの差別意識が根強く存在することに気づかされます。「あいつは韓国・朝鮮に友好的な映画に出ていた○○だ」という偏見が彼らをつぶしたという意味です。そうでなければ中心的な役柄を演じた4人が4人とも転落の人生を歩む理由が見つかりません。

差別はもちろん日本だけの問題では無く世界中にある問題です。多数派である民族が少数派を排斥するという構図はどんな国でも、そんなグループでもあります。それは人間の本能であると分析する研究者もいるくらいです。

しかし、人類はその本能と戦うべきです。油断すると自分の心からにじみ出す「自分の方が上だ」「あいつはダメだ」という醜いものを洗いながら生きるべきです。

その戦いに負けて、排他的な愛国心を持ったとしても本当の愛にはなりません。冷戦が終わって飛び出したごちゃまぜの世界。そこで高まる「よそ者は出て行け」的な風潮。それを利用した選挙戦術で世界中で勝利する大統領や総理大臣たち。

そんな2017年だからこそ、もう一度「パッチギ!」の神髄を振り返ってみたいものです。

「パッチギ!」のDVDのパッケージにはこんな言葉が並んでいます。

「世界は愛で変えられる」

「We shall overcome someday.」(俺たちいつかきっと乗り越える)


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  • 2017 06.10
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