都民ファーストの禁煙条例って東京では家の中もタバコを吸えないってこと?

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2017年9月に東京都議会で多数を占める都民ファーストの議員団が「禁煙条例」を提出しました。なんと子どもをタバコの煙から守るルールを作るのです。それに対して愛煙家からは反対の大合唱が起きています。

さらに都民ファーストはレストランなど屋内施設も原則禁煙にする条例を準備しています。小規模な飲み屋を除外していますが、パチンコ店も含め東京都内では「屋根のあるところ」ではタバコが吸えなくなります。

圧倒的な人気を誇る小池百合子都知事の率いるグループだからできることだという声も聞こえてきます。確かに選挙では愛煙家の票も大きいわけですから実に思い切った行動です。次の選挙は大丈夫でしょうか。

今回はこの問題についてまとめます。


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愛煙家

子どもをタバコの煙から守るという条例は、「プライバシーの侵害」という反対論が多くあります。つまり、私的な空間である個人の部屋や車の中などに、「権力」が踏み込むのは日本国憲法が定める「基本的人権の尊重」を犯しているというわけです。

それに対して都民ファーストの側は、「子どもを守るためだ」「大人だけの空間なら自由」と反論しています。さらに、「虐待のおそれがあるときなどは権力が強引に踏み込んで子どもを救うこともあるのだからタバコを禁止するのも問題ない」と主張しています。

それに対して愛煙家は「虐待は違法だが、タバコは違法ではないのだから同じ論理は通じない」と主張しており完全に平行線です。しかし、都民ファーストと公明党グループは都議会の過半数を占めているため確実に条例は可決されます。

 


喫煙の自由

さてこの議論はどちらが正しいのでしょうか。私の考えではおそらく両方とも正しいのです。日本国憲法では「個人の自由は最大限尊重される」と書いてあります。つまりタバコを吸うという自由は尊重されるべきなのです。

しかし第十二条にはこう書いてあります。「自由を乱用してはいけない」「公共の福祉を忘れたらダメよ」(意訳筆者)と。公共の福祉というのは70年経っても日本語としては定着していませんが、英語では common good となります。

「常識」を common sense といいますね。これは「共通の感覚とか共通の価値観」という意味ですから common good というのは「共通の善」です。しかし常識も時代によって変化するように「善」も時代によって変化します。

 


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常識

たとえば40年前の日本社会は完全に男性優位でした。女性社員の体にタッチする上司なんてザラにいたのです。それくらい許されるのが当時の常識だったのです。しかし今では犯罪です。まだそれが通用すると思って転落した人もいます。

関連記事→警察官の福岡集団わいせつ余罪と不祥事まとめ!女性警察官の年齢は何才くらい?

また、体罰も40年前は「教育の一環」であり、家庭では「しつけ」だったわけです。それが今は「傷害罪」または「虐待」です。最近世田谷で起きた日野皓正の体罰(暴力)事件のあとに起きた論争がいみじくも古い常識がうごめいている現状を明らかにしました。

要するに common sense というのは時代によって変化するということです。当然 common good も変化します。「善と悪の境目」くらい変化するものはありません。喫煙はその変化のただ中にあるのです。だから体罰同様賛否の論争が起きるわけです。


共通の善

ハッキリ言って喫煙の権利を主張している人は単なる中毒患者です。ニコチンという快感物質に支配されたジャンキーです。病気なのです。そういう人たちは「どうにかして吸いたい」のです。「喫煙の自由」が欲しいのです。

しかし時代は動いています。先進国の人々が描く近未来の「共通の善」にタバコはないのです。もう阿片窟のような空間しか生き延びる道は無いのです。そういう時代になっているのです。砂でできた善にすがりついていたらそのうちに崩れ落ちるでしょう。

都民ファーストは次の選挙でも大勝するでしょう。なぜなら政治は「共通の善」を実現する働きだからです。絶対王政をフランス革命が倒したように「王権」が古代の混乱を治めた「善」だったのが「悪」に変わるのです。

 


まとめ

現在の民進党が民主党の時代にたばこ税の大幅なアップを企画しました。しかしそれを「おやじ狩り」と呼んで押しとどめたのが当時の総理大臣である野田氏でした。当時の民主党はすでに人心を手放しつつありましたがそれに拍車をかけました。

30年前は成人男性の80%が喫煙していたのに、現在は20%です。女性は横ばいのようですが、20%以下です。つまり子どもも含めた日本の全人口では1割しかタバコを吸っていないのです。しかも喫煙によって健康を害する人も多く医療費補助で税金を食います。

国政選挙でも「禁煙」に大きく舵を切った政党は間違いなく躍進するでしょう。繰り返しますが2017年の日本社会の「 common good 」が「禁煙そして嫌煙」であることは間違いないからです。民進党がその路線をひいてくれる事を希望します。


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  • 2017 09.20
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