石原真理子の万引きが書類送検された理由は?空腹なら裁判で情状酌量?

  • 石原真理子の万引きが書類送検された理由は?空腹なら裁判で情状酌量? はコメントを受け付けていません。

この記事は3分で読めます

Pocket

石原真理子本人が否定していた万引き疑惑ですが、警察への取材によって明らかにされたところによると、どうやら本当に逮捕されていたようですね。スーパーを訴えるとか、週刊誌を訴えるとか主張していた石原真理子の今後が注目されます。

私自身は罪を憎んで人を憎まずの主義なので、彼女の立ち直りを祈るばかりです。もともとは女優として一世を風靡した人ですから、こんな醜聞もコヤシにして大きく復活してもらいたいものです。

さて今回は、「おなかがすいて盗んでしまった」という石原真理子の言いわけが裁判にどう影響するのか分析します。そして、これまで連載してきた万引きの裁判傍聴記の第3回をまとめます。


スポンサーリンク


書類送検とは

今回、石原真理子を逮捕したのは錦糸町駅から歩いて15分の本所警察署です。本所といえば、「鬼平犯科帳」の舞台ですね。江戸時代から大都会だった地域です。前回の記事に書いたように現場はその警察署のすぐ近くです。

参考→石原真理子の事件は墨田区のどの地下スーパー?刑法の窃盗罪は何円から適用される?

石原真理子は、商品を持ったまま地上に出たところで店の関係者に声をかけられ、通報されて逮捕されたということでしょう。今回は「書類送検」ということなので、本人は留置せず自宅にいさせて書類だけ警察から検察に送るという意味です。

「書類」というのは、取り調べた内容を書いた文書で、調書(ちょうしょ)とも言われます。「送検」というのは、「検」察官に「送」るという意味です。検察官はそれを読んで、本格的な裁判にするか、略式裁判(罰金刑)にするか、裁判にしない(不起訴)にするが決めます。

しかし、書類送検の場合はほとんど罰金刑または起訴猶予(処罰なし)になります。これがたとえば覚せい剤で逮捕されたタレントなら、逮捕後はそのまま留置所に入れられて取り調べられます。そして確実に起訴されます。書類だけでなく身柄も送られます。


おなかがすいていた?

彼女が万引きの理由にした「空腹」ですが、これは処罰にどう影響するのでしょうか。結論から言って今回は略式裁判による罰金刑になる確率が高いので、理由で罰が左右されることはないでしょう。

まあこれが、テロ組織の活動として万引きした食品を爆弾製作者に食べさせていたとかいう言いわけをしたとしたらまた話はややこしくなるでしょうが、今回のように個人的な万引きについては理由はあまり意味がありません。

むしろ、初犯かどうかという点が重視されます。たとえば石原真理子が去年も万引きをしていて逮捕され、罰金刑を受けてたとしたら「空腹」であろうと「生活に困って」いようと、ものを盗んだら確実に刑務所に行きます。

といっても懲役1ヶ月程度になるでしょうが、刑法235条の窃盗罪に違反したら10年以下の懲役と書いてあるのですから当然実刑になります。ただし、銀行から3億円盗んだら10年もありですが、今回のように1000円程度でしたら刑務所に入るのは1ヶ月でしょう。

参考→石原真理子は懲役の実刑?少額窃盗の万引きに刑務所行きの可能性はあるのか?


裁判の傍聴

私がこのような知識を得られたのは、実際に万引きで逮捕された人の裁判を傍聴したからです。みなさんもぜひ一度近くの裁判所で傍聴されることをおすすめします。この社会が平和であるのは、裁判所があるからだということが実感できます。

私が傍聴へ行ったのは神戸地方裁判所です。お近くの人のためにアクセスを紹介します。

まずは阪急電車または阪神電車で高速神戸駅を目指し、下車します。

東出口に「神戸地方裁判所」と書いてあるので、そちらへ進みます。

改札を出ると右側にこんな表示がありますので、右へ進みます。そのまま右にカーブしながら一番奥の階段まで歩きます。階段を上がると、こんな景色です。


スポンサーリンク

 

逆光でわかりにくいのですが、地上に出るところです。

地上に出るとすぐに湊川(みなとがわ)神社の門があります。ここはなかなかの名所ですが、また別の記事で詳しく紹介します。とりあえず門前を通過します。すると信号がありますので、左に曲がります。

神社の壁に沿って歩きます。やや上り坂です。

右前方に不思議な建物が見えてきます。下層がレンガで上層が全面ガラスのおしゃれなビルです。これが神戸地方裁判所です。1904年の建築で使われたレンガを残してモダンな建物に生まれ変わったものです。

玄関に着きました。守衛さんもいなくてフリーで入れます。建物の中は撮影禁止なので写真はありません。とりあえず、建物に入ったらすぐ右にある受付に行って「裁判の傍聴をしたいのですが」と告げればOKです。

法廷内でどんなことがおこなわれているかは、前回と前々回の記事をご覧ください。

前々回はこちら

前回はこちら

参考までに、古いテレビドラマの法廷シーンを貼っておきます。

まさしくこんな感じです。手前の人が裁判官、その下に重なって見えるのが記録係(書記)、左のスーツが弁護人、右が被告人、向こうに座っているのが傍聴者です。


まとめ

神戸観光はみどころいっぱいですが、地方裁判所は神戸らしい歴史の感じられる建物です。すぐとなりにある湊川神社と一緒に観光してみるのも面白いですよ。

そして、裁判の傍聴もしてみれば旅の思い出話しができます。裁判はたいてい1時間くらいです。判決だけの場合は5分くらいです。できれば1時間のフルコースで、事実確認から弁護、求刑まで見ると良いです。つまらなければ途中退場もできます。

司法試験を通った人たちが、そんなに高くない給料で(弁護士は高い人もいますが)日本の秩序と世界平和のために日々努力している姿をみるのはとてもタメになります。被告人と自分の人生を比較してみるのもたまには良いです。

ぜひ裁判のライブを楽しみましょう。


あなたはこの記事にどんな感想をお持ちになりましたか?

ぜひ一言コメントを残していってください!!

共感していただけたら下のツイッターや

フェイスブックのアイコンを押して拡散していただけると嬉しいです。


スポンサーリンク

 

  • 2017 08.04
  • 石原真理子の万引きが書類送検された理由は?空腹なら裁判で情状酌量? はコメントを受け付けていません。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー