澤村拓一の麻痺は鍼灸のせいじゃない?ハリ治療の効果と副作用まとめ

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ボンジョルノ! ウッチーです!

 

ジャイアンツの沢村拓一が2017年シーズンを棒に振った故障の原因を「トレーナーによるハリ治療のミス」と発表したのが9月でした。

 

その発表に対して、日本鍼灸師会など関連団体がジャイアンツに公開質問状を送り、2カ月後の11月に回答がありました。

 

そして、ハリ治療の「可能性もある」という形に変更されました。

 

しかし、巷では「ハリ治療でマヒとかあるの?」という悪い評判が広がっています。

 

本当にハリ治療は怖いものなのでしょうか?

 

今回はハリ治療のメリットとデメリットについてまとめてみました。


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沢村拓一のプロフ 

 

今回話題になっている沢村拓一の出身は栃木県で、1988年4月3日生まれです。

 

佐野日大高校では甲子園出場なしで、中央大学へ進みます。

 

そこで活躍し、2010年のドラフト会議でジャイアンツの1位指名を得ました。

 

身長は184センチ、体重は102キロというメジャーリーガーのような体格です。

 

2016年にはセリーグのセーブ王に輝き、推定年俸は1億5千万円まで上がります。

 

今年も期待されていましたが、肩の違和感によって一軍では登板できませんでした。

 


 

ハリ治療とは?

 

簡単に言うと針を体に刺して、痛みやコリなどを取る技術です。

 

針は髪の毛ほどの太さで、長さは4センチから8センチくらいです。

 

刺す場所は経穴(けいけつ)とよばれるポイントで、一般的にはツボと呼ばれている場所です。

 

あやしい技術ではなく、世界保健機構でも認められています。

 

誰でも簡単に成れるものではなく、3年間専門学校に通い、国家試験を受けないと鍼灸師には成れません。

 

あらゆる病気に効果が認められていますが、特に効き目があるとされるのは「痛み」つまり、頭痛、腰痛、ひどい肩こり、肩や肘、膝などの痛みに対してです。

 

その他、慢性疲労や不眠などにも効果が認められています。

 


 

なぜ針を刺すと良いの?

 

最近はペットにもハリ治療をするところがあるようです。

 

そんなに良く効くのはなぜでしょうか。

 

これは針の刺激によって、モルヒネに近い効き目を持った成分が体内で分泌されるからです。

 

おそらく人間の本能的な反応として、大けがをした時などに痛みでショック死しないよう、そういう物質が出てくるようになっているのでしょう。

 

そして針が体内に入ることで、ケガをしたと誤解して、脳が快感物質を出すように命令するのだと思います。

 

そして、人間の体って良くできていると関心するのですが、脳からは快感物質を出す指令を出すかわりに、痛みを脳に伝える物質を出にくくするのです。

 

そうすると、頭痛や腰痛といったものも脳へ伝わりにくくなりますので、痛みが軽減するというわけです。

 

簡単にいうと、針を体に差し込むことで、脳に「ケガをした」と誤解させることによって痛みを緩和するというわけです。


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緊張の緩和

 

さらに、針で血管やリンパ周辺の細胞を刺激することによって、血液やリンパ液の流れを促進します。

 

運動不足や肥満、脂っこい食事などによって現代人の血流やリンパ液の流れは非常に悪くなっています。

 

それによって、筋肉の弾力性が無くなり、肩が凝ったり頭痛が起きたりしています。

 

体液の流れを良くすることで、凝り固まった筋肉をほぐすことになります。

 

だから、ハリの効果が出た時は、ぱっと世界が明るくなり、体が軽くなったように感じがするのです。

 


 

ホルモン

 

また、リラックスを促すホルモンの分泌も促します。

 

交感神経と副交感神経ってありまして、合わせて自律神経といいます。

 

緊張を高めて仕事モードにするのが交感神経で、いわゆる「がんばる」役割です。

 

それに対して「メンテナンスと充電」をする時に働くのが副交感神経です。

 

ハリ治療では、リラックス系のホルモンを分泌させることで副交感神経の働きを高めます。

 

現代人は交感神経が優位になりすぎて燃え尽きたり、不眠になったり、アルコールやニコチンによってリラックスしようとして中毒になったりするのです。


 

 

マヒするの?

 

さて、そんな有効なハリ治療ですが、沢村拓一のような事故は起きるのでしょうか。

 

結論から言うと、ほぼありません。

 

ただし、疲れ、微熱といった症状は結構多くあります。

 

これは効いてくる前に起きる正常な反応で、好転の前にいったん落ちるというものです。

 

西洋医学の薬などは飲みすぎると良くないのですが、ハリ治療をやり過ぎると体に毒ということもありません。

 

別に毎日施術されても問題はありません。

 

ただし一回4000円以上は相場として必要なので毎日は無理でしょう、一般の人には。

 


 

事故は?

 

しかしマヒの可能性がゼロかというと、そうではありません。

 

たとえば、ハリの先端が折れて体内に残り、それが体内を移動して神経を傷つけるという可能性です。

 

非常に可能性は低いのですが、ゼロかといわれればゼロではありません。

 

また、ハリを刺した瞬間に神経を傷つけてしまう可能性もあります。

 

しかしこれは、専門学校と国家試験で十分に知識を持った鍼灸師が行う施術では、まず無いといって良いはずです。

 

ですから今回、鍼灸関係団体がジャイアンツに公開質問状を送ったのでしょう。

 

「筋肉のマヒ」をほとんど可能性のない「ハリ」のせいにされたのでは、鍼灸業界の商売は評判が落ちますからね。

 


 

まとめ

 

以上、ハリ治療とはどんなもので、施術による事故の可能性はあるのかという点をまとめてみました。

 

毎年4000人ほどの新しい鍼灸師が国家試験に合格して、病院では治らない多くの人を救っています。

 

ハリ=危険というイメージにならないようにしたいものですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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  • 2017 11.10
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