ホリエモンロケットのクラウドファンディング総額は?なぜ安く作れたの?

  • ホリエモンロケットのクラウドファンディング総額は?なぜ安く作れたの? はコメントを受け付けていません。

この記事は3分で読めます

Pocket

2017年7月30日、日本初の民間ロケット「モモ」が北海道大樹町から打ち上げられました。ロケットは高度100キロの宇宙空間を目指しましたが残念ながら途中で落ちました。

今回はこのロケットについてまとめてみます。

参考→ホリエモンの宇宙ビジネスって目的は何?ロケットの値段はいくら?


スポンサーリンク


初の民間?

日本で宇宙ロケットを飛ばしているのは、鹿児島県の種子島にあるJAXA(ジャクサ)の施設のみでした。ジャクサのロケットを作っているのは石川島播磨工業という民間企業です。

ですから「初の民間ロケット」というのは間違いです。このロケットの開発・製作は「資金が」初の民間なのです。そうです、堀江貴文ことホリエモンが資金を集めているのです。

ジャクサは完全に税金で運営しています。ロケットも人工衛星も全部税金で作られています。開発に関わっている石川島播磨の社員は給料を会社からもらっていますが、会社は国から十分な資金をもらっています。

どの国でも、人工衛星を打ち上げるのは国家事業、つまり税金です。なぜならすぐに利益が上がらないからです。しかも1回のプロジェクトに何百億円もかかるのです。なかなか民間企業にはできません。

まあ、三菱東京UFJ銀行とかトヨタ自動車などは一年間の利益が何千億円もあるので、宇宙開発のスポンサーになってくれても良さそうなものですけどね。特にUFJは一度税金で倒産を防いだ過去もありますから。(全額返金済みですけどね。)


想定外?

今回のホリエモンロケット(という通称が結構笑えます)は、とにかくコストを下げてチャレンジしました。今回も開発費を含めて数億円で作ったと言っています。まあ失敗したわけですが、この失敗は「想定内」でしょう。

だって何百億もかけたジャクサの火星探査機「のぞみ」も失敗したのです。こんなチープなロケットが1回で打ちあがったらジャクサの面目まるつぶれです。

おそらく資金は何回分もあるはずです。個人資産も多いですし、ファンディングも一流ですから。人工衛星を宇宙に置いてこれたら、そこから得られる情報を売って元をとれるはずです。

ちなみにこのロケットのファンディングはこちらです。→みんなの力で宇宙にロケットを飛ばそう

なんと2200万円も集まっているじゃないですか! 夢のある人が多いですね!

1000万円を投資した人はこの人です→せりざわさん

資金をホリエモンに預ける人々にとって「宇宙開発への投資」は、「夢と希望」への投資でもあり、「不動産よりも利益をあげられそうな投資」でしょう。私も10億ぐらいの資産があれば1億ほど投資したいです。


なぜ安い?

さて今回のロケットですが、燃料がエタノールっていうのが革命的です。普通のロケットは液体酸素と液体水素で飛びます。トヨタが作った水素エンジンと同じ仕組みですね。爆発するけど排ガスなしで水しか出ないという環境にやさしいエンジンです。

自動車は液体水素だけ積んでいれば、空気中の酸素を使ってエンジン内で爆発させられますが、宇宙空間には酸素がありません。ですから液体酸素を積む必要があります。

今回のロケット「モモ」は全長10メートルなので、おそらく下から8メートルくらいまでエタノールと液体酸素を入れているでしょう。重さは1000キログラムとのことですから、エタノールと液体酸素を400リットル(ドラム缶2本)ずつくらい入れたでしょう。

工業用エタノールだと1リットル1000円くらいなので、エタノール代が40万円。液体酸素は1リットル100円くらいだから4万円。合わせて44万円、安いなー。

まあエンジンの開発に一番お金がかかっているでしょうね。まあそれでも今回、飛びあがること自体は成功しているので、エンジンは開発する必要ないでしょう。ということは、2回目はかなり安く飛ばせるということになります。何でも民間がやると安く上がるということですね。


スポンサーリンク


なぜ途中でやめた?

おそらく今回は上昇中に空気との摩擦でロケット本体に何かダメージがあったのでしょう。それによって通信電波を飛ばす機械の配線がダメージを受けた可能性があります。

変な方向へ飛んで行って民家に落ちたら大変なので、地上から電波を送ってエンジンを停止させたということです。向こうからの送信はできなくなっていても、受信はできていたということです。

写真を見ると、海の方へ若干傾けて発射しているので陸地に落ちる可能性は絶対にないと思いますが、万が一を考えたのでしょう。一応落ちそうな海の範囲には漁船などが立ちいらないようにしてあったはずなので、その範囲をはずすのを恐れたのかも知れません。


スペースエックス社

アメリカでは、イーロン・マスクというベンチャー企業家が民間ロケットを飛ばしています。それが成功するまでに6回失敗しました。7回目、5年かけてようやく成功したのです。それくらい難しい技術だということです。

しかしアメリカのすごいところは、イーロンが作ったロケットをNASAが購入して飛ばしたというところです。そしてISS(国際宇宙ステーション)に荷物を「宅配」しました。

さらにアメリカでは「宇宙旅行用の空港」もあります。ニューメキシコ州が州の税金を上げて作ったのです。観光収入や州のイメージアップを考えれば得をするはずという州知事の提案を州の住民が納得したのです。

4分間ほど宇宙空間に出て帰ってくるようです。費用は1600万円。予約はいっぱいだそうです。予定では2017年末に最初の有人ロケットが飛ぶことになっています。

また、ラスベガスのホテルオーナーは宇宙空間へ「ホテル」を準備し始めています。小さくたたんだビニールプールのようなホテルをロケットに積み、宇宙空間に置いてくるというものです。宇宙で空気が入り、宿泊施設になるというものです。

このホテルは2020年の開業予定です。料金は未定です。


まとめ

他には、宇宙空間へ飛び出してから海外へ向かう飛行機も開発中です。空気がないため超高速で飛べます。今は8時間かかっている日本とアメリカも1時間くらいに短縮されると予想されています。

ニューメキシコの宇宙空港は、その時にも使われるでしょう。

宇宙には無限の可能性があり、人類をさらに幸せにする手段がいっぱいありそうです。ホリエモンロケットは今回失敗しましたが、スタッフの笑顔を見て何か感動したのは私だけではないでしょう。挑戦するって美しいものですね。

参考→ホリエモンの宇宙ビジネスって目的は何?ロケットの値段はいくら?


あなたはこの記事にどんな感想をお持ちになりましたか?

ぜひ一言コメントを残していってください!!

共感していただけたら下のツイッターや

フェイスブックのアイコンを押して拡散していただけると嬉しいです。


スポンサーリンク

 

  • 2017 08.01
  • ホリエモンロケットのクラウドファンディング総額は?なぜ安く作れたの? はコメントを受け付けていません。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー