レオ・シルバが受けた差別発言の真相は?旭日旗問題に続く無観客処分か?

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2017年4月に行われたアジアチャンピオンズリーグの試合で、Jリーグの強豪チーム川崎フロンターレを応援する人がスタジアムで旭日旗を掲げました

これに対して相手チームの水原(スウォン)がアジアサッカー連盟へ抗議した結果、フロンターレに対して「1試合を無観客で行うこと」「罰金15000ドル(約170万円)」という処罰が科されました。

その後、フロンターレ社長がAFCに意見書を提出する意向を表明し、官房長官もコメントを発するなど物議を醸し出しています。

そして最近は人種差別が疑われる発言があるなど、Jリーグに問題が頻発しています。

前回は旭日旗の持つ歴史的背景を記事にしましたが、

参考→川崎フロンターレが旭日旗問題で処分?それって差別的じゃないでしょ?

今回は現在の日本が持つ歴史認識の甘さについてまとめます。


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官房長官コメント

日本の官房長官は2017年5月8日の記者会見で、「独立したスポーツ団体の決定でありコメントは控えるべきだと思う」としながらも、「Jリーグおよび日本サッカー協会と緊密に連携をとりながら、今後の対応を注視していきたい」と言っています。

つまり、「日本政府は納得していません。今後の動きも見てますよ」と、アジアサッカー連盟や国際サッカー連盟に釘をさした形です。

記者からのさらなる質問に「自衛隊旗や船の大漁旗、婚礼など国内では広く使われている」という見解も示しています。


フロンターレ社長のコメント

今回の処分に対して川崎フロンターレの社長は「旭日旗には差別的・政治的意味は無いという主張が受け入れられず残念」としています。そして、「アジアサッカー連盟に意見書を送る」と公式サイトに発表しています。

しかし、その一方で「同様のトラブルを避けるために観戦者の持ち物を厳重にチェックする」とも言っています。


ガンバのナチス問題

先日はJリーグの大阪ダービーで、ガンバ大阪のサポーターがナチス親衛隊のSSマーク旗(ハーケンクロイツ)を使ったことで大きな問題になりました。

参考→ガンバ大阪のファンがナチスの旗で応援した理由は?問題の原因は?

ガンバは2017年5月12日現在もスタジアム内にフラッグの持ち込みを禁止しています。2017年5月11日には社長が「レッズさんのように、クラブがチェックして問題の無いフラッグのみ許可する形も考えている」とコメントしています。

実を言うと私はガンバサポーターで、吹田スタジアムにも行くのですが、いつもあるんですね旭日旗が。前から気になってはいたのです。まあ、今はすべてのフラッグが禁止されているので見かけません。


レッズの森脇問題

2017年5月に行われた浦和レッズ対鹿島アントラーズの試合では、アントラーズの黒人選手に向かって、レッズの森脇が「臭い」と言ったという疑惑が持たれています。

森脇は、日本人選手に向かって「口が臭い」と言ったという主張で、差別発言であるというアントラーズの主張を否定しています。

Jリーグは聞き取り調査の結果「灰色」として、森脇は2試合の出場停止処分を受けました。


ボールパーソンへの暴力的振る舞い

2017年4月にはJ2リーグでも問題が発生しました。ボールがラインを割ったときに代わりのボールを供給する担当をしていたボールパーソンの中学生を、プレー中の選手が小突いたのです。

早くボールを渡して欲しかった選手が、渡さなかった中学生に怒りをぶつけたというものです。

この選手はJリーグから2試合の出場停止処分を受けました。


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頻発する問題の根底にあるもの

これらの問題に共通していることは、

・自分の行為がどういう意味を持つかを理解していない。

・相手の気持ちを考えていない。

という点です。

問題を起こしているのは若者ですが、それを諭す年長者がいないのが大問題です。

諭すどころか、フロンターレに関しては社長や官房長官が擁護しています。

ネット上も、旭日旗問題に関しては「何が悪いねん!」といった憤りをぶつけた記事や書き込みで溢れています

ガンバに関しては、200万円の罰金が科せられました。軽い処罰のような感じもしますが、すぐにフラッグを禁止したガンバの姿勢が良い評価をもらったのかも知れません。

ボールパーソンを小突いた選手と森脇に対しての出場停止2試合は軽すぎるでしょう

もし被害者が裁判に訴えれば、「侮辱罪」「傷害罪」で有罪になる可能性もあります。


甘い加害者意識

バブル崩壊以降の不況から30年近く抜け出せず、日本の社会は「閉塞感」に覆われた状態です。高度経済成長期の価値観が崩壊したあとの新しい生き方を見つけられずに苦しんでいるとも言えます。

そんな時代に人気を集めているのが、開き直りスタンスです。「戦争で加害者だったけど、もういいでしょ?」「あの時代ってそんな時代だったでしょ?」「どの国もやってたでしょ?」といったスタンスで過去をとらえる人々が「スカッと」人気を集めます。

そんな年長者を見て、若者たちは「弱い者が悪い」「やられるほうが悪い」「強い者は何をしても何を言っても良い」という感覚を無意識に植え付けられているのではないでしょうか。


日中共同宣言の中身

1972年に日本と中国が発表した共同宣言の前文には次のような文言があります。

日本側は、過去において日本国が戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことについての責任を痛感し、深く反省する。

(引用元:外務省サイト)

2017年の現在、こう言える政治家がいるでしょうか。政治家以外の文化人や有名人はどうでしょう。


まとめ

中国や韓国・朝鮮の悪口を言えば拍手がもらえる時代です。

過去に真正面から向き合い、悪かった所行はきちんと反省するという姿勢をとれば「自虐的」や「売国奴」と言われる始末です。そんな空気の中で起きた今回の事件です。

間違いを犯した当事者を責めるのでなく、日本を覆う空気を見直すきっかけにしたいものです。

参考→旭日旗は差別的?


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  • 2017 05.12
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