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はじめに
テレビ番組で人気コーナーとなっているのが、「奇跡の一枚」です。2017年の現在では約10年続いています。なぜ「奇跡の一枚」では、加工せずにあんなにきれいな写真が撮れるのか、不思議ですね。今回は素人でも簡単に、きれいな人物写真が撮れるテクニックを紹介します。
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奇跡の一枚 とは
そのまえに奇跡の一枚について説明します。(たぶん説明の必要がないくらい有名でしょうけど)。金曜夜9時から放送している、金曜★ロンドンハーツという番組内で、芸能人がスタイリストにセットしてもらい、プロのフォトグラファーに撮影してもらうコーナーです。いろいろな角度、いろいろな光、いろいろなポーズ、何千枚も撮影した結果、その中のベストショットは、誰もが驚く美男・美女なのです。その写真が登場する瞬間は、ほぼ100%テレビの前で「ええー!?」という声が出ていると思われます。写真自体はこんな感じです→リンク
テクニックを紹介
よく写真写りが良いとか悪いとか言いますよね。あのひとは奇麗にうつるポーズを知っている、とか言ったりします。実際はどうなのでしょう。プロの技術を参考にしたくても、絞りとかシャッタースピードなど、専門用語は難しいし、スマホで簡単に奇跡の一枚を撮りたい!と思う人が多いでしょう。そこで私が友人から聞いた秘伝のテクニックをお伝えします。
光を支配する
「はっ」と驚くきれいな写真を一番簡単に撮る方法は、光の工夫です。逆光といって太陽や窓を背景に入れてしまうと、顔が暗くなってしまいます。スマホカメラやデジカメなら自動補正がされるので、すごく暗くなることはありませんが、きれいにうつるほどの補正はできません。
順光はまぶしすぎる
とる人の後ろに太陽や窓があれば、写される人はまぶしくて目を開けられません。プロの撮影現場では、大きな鏡やライトを用意して光を作ります。モデルの顔近くで照度をはかったりして、確認することもあります。まあ最近はカメラに照度計がついているので、そちらを使う人もいるかもしれません。しかし素人は光パネルなどもちろん持っていません。
天使の輪
そこで簡単に奇跡の一枚を撮る方法は、太陽光線で「エンジェル・リングをつくる」ことです。この方法は大人の男性をイケメンに撮りたい時にも効果的ですが、子どもや女性をきれいに撮るにはとても効果があります。エンジェル・リングというのは、髪の光っている部分がリングのようになる現象です↓
これは後ろから撮っていますが、このリングを前髪で出します。
まずハレの日
もともとのエンジェル・リング(天使の輪)というのは、天使の頭上10センチくらいのところに浮いている、「輪っか」です。写真用語では髪の毛が光って、輪っかになっていることをいいます。素人がこの輪っかを出そうと思ったら、まず当然晴天であることが必要です。
季節は
ある程度太陽が高くないとリングが出ないので、冬は無理です。春または秋ならば12時前後です。6月7月あたりなら12時だと真上すぎるので、10時くらいが良いです。まあ沖縄と北海道では太陽の高度が違うので、一概にはいえません。冬でも2月になると結構太陽は上がってくるので、時間によってはリングが出ます。とりあえず、ダメもとで外に出てみましょう。
なぜグラウンドの女子はかわいい?
ちょっと話はそれますが中学とか高校の体育の時間に、グラウンドで女子がかわいく見えて、どきっとした経験がありませんか? それも天気の良い日に・・・・。体操服姿がかわいいのなら、体育館でもどきっとしますよね。でもなぜか体育館よりグラウンドの方がかわいい。それはエンジェル・リングの魔法です。地面と服の照り返しも適度で、そこに笑顔となれば、こんなかわいかったっけ?となるわけです。
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光の角度
太陽の方を向くとリングはできません。やや逆光にするとできます。ですから太陽が低いと、画面に太陽が入ってしまうのでダメです。ななめ後ろから太陽が当たってもいいです。とにかく顔に直接太陽が当たらないことだ大切です。スマホカメラでは自動で、顔(の肌)補正をする機能がついているものがあるので、そういう機器だと、一番明るいところを、きれいな色にしてしまいます。すると太陽が当たっていないところが暗い色になるため、変になります。
地面
撮影するときの地面はコンクリートとか、西日本のグラウンドとかのような、明るい色の土地がよいです。アスファルトや関東のグラウンドは、色が黒いため照り返しが少なく、上からの光だけとなり、ざらざらした感じの写真になってしまいます。このエンジェル・リング撮影法は、肌をきれいにみせるのが最大のメリットです。地面に注意しましょう。
背景
すぐうしろに建物や電信柱、樹木などがあるのはダメです。理想的には大きな公園やグラウンドで、遠くに樹木があるのが一番いいです。主役である顔が引き立ちますし、カメラのオートフォーカスが迷いません。
表情
「はいチーズ」または、「キムチーーー」、「いちたすいちは?」など、場の雰囲気が柔らかくなってホッペが上がるといいです。写す人が笑顔であることはMUSTです。
顔の角度
完全な正面は避けます。理想的には写される人から見て、左斜め前30度くらいです。しかしこれは人によって一番良い角度が異なります。9歳くらいまではまだ顔の左右が正対象なので、正面でもOKです。大人でも正対象の人がいるので、本当に人によります。
左を見せて!
一般的に人生経験を積むと、顔の右半分に意思が凝り固まります。ですから、かわいく撮りたいのなら、さっき書いたように左前からが良いです。クールにとりたいなら右前から撮ります。そして顎は引きます。チーズって言わせてから顎を引くと、顔が引きつるので、顎を引いてからチーズにしましょう。
ズーム
使わない方が良いです。人物に近寄って撮りましょう。そんなに近寄らないで! と言われる人間関係だと良い写真はとれません。
髪と服
当然ぼさぼさはダメです。くしを入れましょう。服は白っぽいものが一番いいです。体操服がベストですが、普段に着るのはちょっと無理ですね。
視線
正面に誰か立ってもらって、笑顔で手を振ってもらい、カメラから少し視線をはずすといいです。しかしカメラ目線の方がかわいい場合もあります。両方撮りましょう。
まとめ
スマホカメラで、きれいにかわいく(かっこよく)撮る秘訣でした。ぜひ試して、あなたの大切な人の、「奇跡の一枚」を残してください。
あなたはこの記事にどんな感想をお持ちになりましたか? ぜひ一言コメントを残していってください!!
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