ムバッペはフランスから国外に移籍するのか?ロシア人オーナーが手放さない理由は?

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2017年の夏、フランスプロサッカーリーグ「リーグ・アン」の強豪チームであるASモナコに所属のキリアン・ムバッペ(エムバペ)が大きな注目を浴びています。

今年の移籍シーズン最大の目玉とも言われるムベッパとはどんなサッカープレーヤーなのでしょうか。

そしてものすごい大金をビッグクラブから提示されても、ムバッペの移籍を認めないASモナコとはどんなチームなのでしょうか。その町(国)モナコとともに紹介してみます。


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ムバッペとは

1998年12月生まれ。2017年8月現在18歳で日本で言えば大学1年生と同級生です。出身はパリのベッドタウンであるボンディです。父はカメルーン人で母がアルジェリア人ということですからルーツはアフリカにあります。

カメルーン、アルジェリアともにフランスが過去に支配していたのでフランス語圏です。ですから多くの移民がフランスで生活しています。元フランス代表で現在レアル・マドリッドの監督であるジダンもアルジェリア移民の子です。

そんな移民の子たちが、近年のフランス代表を支えているといっても過言ではないわけです。日本代表でいえば李忠成がその立場に近いわけですが、移民の子孫が日本代表になるという例はほとんど無く、そのあたりが日本とフランスの大きな違いです。

日本とフランスの違いは置いといて、プレーヤーとしてのムバッペの特徴をあげてみます。

 

参考→柴崎岳のテネリフェってどこにある?なぜスペインの離島に移籍したの?

 


アンリ2世

彼についたニックネームがアンリ2世です。とんでもない加速。倒れない強さ。フェイントのうまさ。右利きながら左足でも正確で強いキックができる。フランスリーグのレベルではピッチの22人を見ていて異次元のプレーヤーに見えます。

つまり、クリロナやメッシのゾーンに入りそうな予感がするプレーヤーなのです。当然大金を用意できるビッグクラブはこの18歳に100億以上の移籍金を提示しています。クリロナのように体も美しくエレガントなルックスを持っているので広告効果も抜群でしょう。

得点能力も非常に高いものを持っています。スペインリーグのような2強リーグは別として、プロサッカーにおいては2試合で1点取れたら一流です。1試合に1点とれる選手はスーパーです。ムバッペは昨シーズン29試合で15点を取りました。

昨シーズンは高校3年生だったのです。どれだけすごい選手か想像すら難しいレベルです。当然2017年の夏は所属するASモナコに獲得希望が殺到しました。しかしモナコは彼を売りませんでした。そしてリーグ・アンは開幕し、当然ムバッペは先発出場しました。


どうして売らないの?

ビッグクラブから地方のクラブに獲得オファーがあったら、選手はほとんど場合移籍します。なぜなら地方のクラブにとって移籍金は莫大な収入になるからです。選手にとっても年俸が大幅にアップするチャンスです。悲しむのはサポーターだけです。

しかし今回の移籍は今のところ成立していません。実はASモナコにもう一人、トマ・ルマルというスーパープレーヤーがいますが彼も売られていません。つまりASモナコにとって必要なのは「お金」ではなく「勝利」だということです。

ASモナコは2004年にヨーロッパチャンピオンズリーグで準優勝しました。今はその夢をもう一度追いかけているのです。そのためにはムバッペとルマルが必要だという判断です。確かにこの二人がいればチャンピオンズリーグで優勝できる可能性は上がるでしょう。

しかしそうは言っても、サッカークラブも1つの組織です。収入よりも支出が多くなれば経営が破たんします。大都市のクラブは何100万人という人口が支える入場料収入やスポンサー収入が大きいため、年俸の高い選手を雇っても破たんしません。しかしモナコは人口3万6千人です。

 

参考→錦織圭の財産はいくら?なぜスポーツでたくさんお金がもらえるの?

 


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オーナー

ASモナコのASは「アソシエーション・スポーティブ」つまりスポーツクラブという意味です。ヨーロッパにあるプロサッカーチームは、その町のスポーツクラブであることが多いのです。ちなみにJリーグもそれを目指しています。

そのチームを所有しているのはなんとロシア人です。これは別に珍しいことではありません。イングランドプレミアリーグのチェルシーが強豪になったのもロシア人がオーナーになってからです。そして彼らはスーパー大富豪です。

このオーナーは離婚の慰謝料が史上1位だったと言われているくらいの資産があります。だから移籍金収入が要らないのか・・・と考えがちですが、そうではありません。実は大金持ちがオーナーになってポケットマネーでクラブを経営するのは禁止されているのです。

ではどうすればヨーロッパのトップを狙えるのか。それはフランス国内の有望な小中学生をユースチームに入れて育てるしかないのです。ムバッペの出身はフランス北部、モナコはフランス南部です。ムバッペは中学を卒業後、地元を離れてモナコへやってきたのです。


モナコの宝物

つまりムバッペやルマルはASモナコの将来を担う宝物なのです。それはオーナーにとってもそうですし、モナコの人たちにとってもそうです。そしてモナコは都市ではありません。「モナコ公国」という国なのです

人口も4万人いないのに国とは違和感がありますが、王様のいる1つの国です。しかしフランスとは特別な関係にあるので、リーグアンに所属しています。古い時代はイタリアの一部だったこともあるのですけどね。ちなみに国の面積はバチカンが最下位、モナコはその上です。

そしてモナコは所得税がゼロという特殊な国(消費税は高い国)なので、大富豪が住む国でもあります。有名な日本人としては中田英寿やデューク更家が住んでいます。普段余裕のある生活をしていますから、狭い競技場の椅子に座って応援する国民も多くないのです。

 

参考→中田英寿の経歴と所属チームまとめ!なぜ嫌われ者で人気者だったの?

 

よってアウエイチームのサポーターが過半数という特殊なホームゲームになります。オーナーにしてみれば大量のサポーターにも恵まれないわけで、栄光を勝ち取るためにはユースで育てた「地元」選手で勝つしかありません。そうすれば住民(国民)も納得します。


まとめ

すでにヨーロッパでは、サッカークラブは地域のスポーツクラブとして存在していません。大金持ちのウイイレみたいになっているのです。

しかしウイイレのように「選手を買い集める」といった私物化ができないルールになっているため、国内の少年を必死に集めるか、移籍金の高くない有望選手を集めるかという手段にでているのです。

そうしてASモナコは昨シーズン、パリサンジェルマンを2位に追いやってリーグアンを制しました。そしてチャンピオンズリーグもベスト4まで進出したのです。

2017-2018の目標は、リーグアンの連覇。そしてチャンピオンズリーグ制覇でしょう。そして黄金時代を作りたいでしょう。そう考えたら誰がオーナーでもムバッペを手放すはずはありません。そして富豪の多いモナコの国民も同じ考えでしょう。

 


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  • 2017 08.06
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