ハリケーンマリアの進路はどっち?巨大ハリケーンが連続して起こる原因は?

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8月に強烈なハリケーン・ハービーに襲われたアメリカのフロリダ州に9月も史上まれにみるハリケーン・イルマがやってきました。そして今度はさらに強力な「マリア」がやってきています。

ハービーによる洪水で大きな被害を受けたフロリダに、それ以上のイルマがやってきた時、大統領は全州民に避難命令を出しました。異常事態です。日本で言えば「神奈川県の人は全員神奈川以外に避難してください」というようなものです。

どうして今年はこんなに連続して強力なハリケーンがアメリカを襲うのでしょうか。そもそもハリケーンはどうやって発生するのでしょうか。

今回はそれらについてまとめてみます。

なお、なぜイルマとかマリアという名前になっているかについてはこちらの記事にまとめています→ハリケーンハービーの名前の意味と由来は?台風やサイクロンとの違いは何?


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イルマ

史上最大級と言われたイルマは大西洋の赤道付近で生まれたあと、カリブ海に向かってきました。そしてカテゴリー5という最大ランクの状態でバーブーダ島を襲いました。島の建物は95%が壊れました。島民は途方にくれています。

カテゴリー5というのは最高風速が70メートル以上のものです。つまり時速250キロ以上です。その風によって起こる波の高さは5.5メートル以上とされています。とんでもないエネルギーです。この風速を下回るとカテゴリー4となります。

バーブーダ島というのは、1981年にイギリスから独立したアンティグア・バーブーダという国に属する島です。島の人口は1000人余りで美しい自然が多くの観光客を呼んでいます。しかし今は壊滅状態です。地図ではこちらになります。

イルマはその後キューバ、プエルトリコを襲い、アメリカ本土に上陸しました。現在までにわかっている死者は79名。経済的被害は日本円にして約7兆円と見積もられています。日本の年間国家予算の約26日分です。

 

 


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マリア

そして今度のハリケーン「マリア」も強力です。9月19日現在はキューバの東にいます。予想進路はフロリダを外れていますので少し安心ですが、自然のものなので急な進路変更の可能性もあります。

1年に3つも強力なハリケーンがアメリカを襲うのは史上初です。ちなみに台風とハリケーンの違いは、その発生場所がアジアか北米かという点です。しかし実は最大風速が33メートル以上ないとハリケーンとは呼びません。

それに対して台風は最大風速が17メートル以上と定義されています。ですからハリケーンと呼ばれる時点で台風よりも強いと言えます。最弱のハリケーンは「カテゴリー1」ですが、それでも木の枝が折れる程度とされています。

ハリケーンや台風が発生する理由は簡単です。赤道近くの海水温度がやたらと高いからです。だから冬には発生しません。今年のように強力なハリケーンが連続して起こる理由としては大西洋の海水温度が異常に高い可能性があります。


温暖化

その理由としてはやはり「地球温暖化」を考えないわけにはいきません。奇しくも今年の2月に大統領になったトランプは「地球温暖化なんて仮説であって証明はされていない」という考えです。彼は地球温暖化防止条約からアメリカを脱退させました。

そんなトランプ大統領に挑戦するかのような自然の猛威は、地球の怒りのようにも感じます。地球温暖化が進んでいるのは明らかで、問題はその原因です。トランプが否定しているのは二酸化炭素説です。

石油や石炭を燃やすことで生じるシーオーツーが「グリーンハウス」つまり温室を作っているという仮説です。それによると地球に当たる太陽の光は何パーセントか反射して宇宙へ戻るのですが、二酸化炭素があると反射量が減るというのです。

つまりそれだけ大気圏内に熱がこもるわけで、それはまるで温室のしくみと同じなのです。トランプにしてみれば、それを認めるとアメリカの景気が悪化するので絶対に認めたくないわけです。

 


CO2大国アメリカ

なぜなら地球上で二酸化炭素を一番出しているのは車だからです。アメリカは世界一の車社会です。車と共に発展した国です。まあ戦後の日本もそうなのですが、アメリカはそれ以前から車が普及していました。

第二次世界大戦の頃、日本で車の運転免許証を持っている人は数%しかいませんでした。しかしアメリカの成人男性の9割以上は当時すでに免許を持っていたのです。そんな国と戦争をしたのですから日本もなんというか・・・・。

その日本は新幹線を作ったり、排気ガスの規制をものすごく厳しくしたり、ハイブリッド車や電気自動車を買う人に対して税金から補助したりと様々な方法で二酸化炭素の排出を減らそうとしています。

京都議定書では、地球温暖化を他の国と一緒に食い止める姿勢を世界に示しました。そんな日本でも熱帯のような集中豪雨が近年増えてきており、温暖化を実感せざるを得ない状況です。今回の3連続強力ハリケーンは、トランプ政権の環境対策に対して大きな力が警告しているような気がしてなりません。


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  • 2017 09.19
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