兵庫県の有名ロールケーキとは何?その歴史と住所とアクセス方法は?

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近年ブームになっているロールケーキ。各地で様々なロールケーキが生まれていますね。丸いホールケーキに比べると、持ち運びも楽です。ショートケーキのように、衝撃で形が崩れる心配もありません。スポンジとクリームのシンプルなものから、フルーツの入ったものまでバリエーションも豊富です。今回は、ロールケーキの歴史と、兵庫県三田市にある人気のロールケーキを中心に紹介してみます。


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ロールケーキの歴史

ロールケーキは、100年以上前のケーキが原型です。ルーラートというものですが、これはスイスの名産というか、スイスにだけあるケーキだったんですね。たっぷりのクリームをスポンジケーキで巻くというもので、全くロールケーキそのものです。普通はケーキのまわりをクリームで飾り付けるもので、その見た目の豪華さがケーキの魅力でもあるわけですが、その逆をついたお菓子です。


ロールケーキとスイスの文化

クリームを内側にくるんでしまうという発想は、スイス独特というか、やはり腕時計の国だなと感じます。ロレックスにしても、外観がド派手なものってありませんよね。ちなみにこの時計200万円ですが、ぱっと見た感じホームセンターの980円と変わりません。さらにスイスと言えば、生きる伝説テニスプレーヤー、ロジャー・フェデラーです。派手なイメージは一切ありませんが、バレーダンサーのようなプレースタイルは味わい深く、全ての動きが美しい選手です。ウインブルドンは地味で真っ白なウエアしか着られませんが、それが一番似合うプレーヤーは彼でしょう。


スイスからヨーロッパへ

外観より中身で勝負というスイスの文化がロールケーキを産んだといえます。そのスイス名産ルーラートが、100年ほど昔、料理の本に掲載されて、フランスやドイツに広まったのです。しかし「クリームは外側」という国の文化に割って入ることはできず、人気は出ませんでした


アメリカの文化と融合

その頃アメリカに移住したあるヨーロッパ人が、ルーラートをヒントにして、ジェリーロールというお菓子を発明します。これはいかにもアメリカらしい発想のお菓子で、スポンジケーキを薄く切って、ジャムを塗り、それを巻きずしみたいに巻いて食べるというものです。ご存じのように、クリームを作る作業は結構手間がかかります。しかし、ジャムは一度大量に作れば、ビンからすくえば良いので楽ちんです。さすがにマクドナルドの国ですね。スポンジケーキだけだと味気なく、喉につまることもあるわけですが、それを一気に解消した大発明としてヒットするのです。


再び欧州へ、そして日本へ

それが、ヨーロッパにも伝わって、80年前くらいに欧米全体で人気が出たというストーリーです。その後、ケーキどころではない世界大戦をはさみ、日本でロールケーキが一般的になったのは、約60年前の1950年代です。第2次世界大戦後しばらくして、という時代です。その頃、谷崎潤一郎という世界的作家が、熱海に住んでいて、「モカロール」が好物だったというのは、有名な話です。これは、カカオを混ぜ込んだ「チョコレート風味のロールケーキ」です。今も熱海にはその時から続くモカロールのお店があるそうです。


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そしてブームへ

その後、ヤマザキという会社が「スイスロール」という商品をヒットさせます。ロールケーキの起源がスイスにあると知ってつけた名前でしょうね。しかし、ケーキの王道はデコレーションケーキで、ロールケーキはケーキというより地味なお菓子、という時代が長く続きます。その流れが変化したのが、2000年代。各地にロールケーキの専門店が生まれます。


兵庫県三田市

関西でロールケーキの歴史を変えたのは、間違いなくコヤマロールです。今は1日2000本、年商22億円のショップですが、2003年の開業当時は社員8人の店でした。しかも、ロケーションは、大阪や神戸から車で1時間近くかかる田舎です。このロールケーキが口コミで広がり、ロールケーキブームを起こすのです。私も大ファンで、ショップのある三田市(さんだし)から通勤している人に頼んで買ってきてもらい、何度も食べました。本当に感動できる味です。ちょっと文章では表現できませんが、簡単に言うと「飾り気のないおいしさ」があります。ちょっとスイス的ですね。素材の良さと、製造の丁寧さが伝わってくる味です。


住所とアクセス

コヤマロールは「パティシエ エス コヤマ」という店でしか買えません。お店の公式サイトは結構「アクセスが集中しているため接続できません」という状態になっています。住所は、兵庫県三田市ゆりのき台5丁目32−1 です。アクセス方法は、高速の舞鶴若狭道「三田西」インターを降りて1.5キロです。しかし、予約しておかないと買えません。しかも、予約は何カ月も先まで一杯です。言ってみれば「幻のロールケーキ」です。それを何回も食べている私は幸運です。


大阪では

コヤマロールと並んで有名なのが「堂島ロール」です。こちらは、コヤマロールと違って、大阪のど真ん中で生まれたロールケーキです。こちらは、クリームが主役感を出していてスポンジが脇役です。このクリームが本当においしいのです。牛乳と卵でできてるよ、と語りかけるような味です。もともと堂島にあるホテルのショップで販売されていたのですが、有名になり、ホテルから独立しました。今や全国、海外へ展開しています。2003年に作り始めた時には、派手好きな大阪の文化に割り込めず苦労したそうですが、店長さんが新地と呼ばれる夜の街へ営業をかけ、ホステスさんの手土産にしてもらったところ、そのおいしさに驚いたホステスさんたちからお客さんへ口コミが広がり、大ブームになったという話です。


まとめ

たかがロールケーキ、されどロールケーキ。地味な外観のお菓子がこんなにも人を幸せにするって不思議です。そこには、スイスから始まってアメリカに渡り、ヨーロッパに戻って日本に伝わった長い歴史があるんですね。ずっと受け継がれてきたのは、外観ではなく、中身のリッチさを大切にするというスイス人のこだわりなのかも知れません。


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  • 2017 03.28
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