産科医ってどうすれば女性が増える?クレームや裁判が多いから不足するの?

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2016年の紅白歌合戦。演歌が減りジャニーズが増えたという話をよく聞きました。

そんな中、星野源さんが出場したとき「この人歌手なの?」と違和感を覚えた人が少なからずいたようです。というのも、彼がブレイクしたのは「こうのどり」というドラマのお医者さん役でしたから俳優が本職だと思っている人が多くいたわけです。

ドラマでの彼は、産科の医師でちょっと冷たい役柄でした。その産科ですが、最近は総合病院に産科がないところも増えてきました。数年前には、救急搬送された妊婦さんの受け入れ先病院が見つからずに、悲しい結果になったということもありました。

出産をめぐる状況は今、どうなっているのでしょう。


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産科医不足

大阪府豊中市医師会のホームページによると、やはり産科の医師不足は深刻との事です。

しかし厚生労働省の調査によると医師全体の数はずっと増え続けているのです。2014年の調査では、日本に約30万人の医師がいます。1984年は約19万人でしたからこの30年で1.5倍以上に増えたわけです。

しかし産科の医師は増えていないようです。しかも最近は産科の医師になる人の7割が女性との事。産休などでご自身が休まれることもあり、人手不足に拍車がかかっているそうです。


ひどい労働環境

そして拘束時間が長く、夜勤明けに通常の診察をこなすといった激務も普通であるため、産科医には燃え尽き症候群も少なくないそうです。

さらに出産時に母親が亡くなったり、子どもの脳にダメージがあって障がいが残ったりした場合に、訴訟の対象になるという面も医学部生を産科から遠ざけているそうです。


出産は安全か

しかし、出産時に母親がなくなる確率は、10年前の資料では約18000人に1人です。これがアメリカだと10000人に1人、つまりアメリカより日本は約2倍安全という事です。

つまり現代の日本で、出産で命を落とす可能性は極めて0に近いわけです。ですからみんな安心してきって出産に臨みます。だからが逆に不幸が起こってしまった時に「まさか」と遺族が憤り訴訟に発展する原因になるようです

確かに私の身内でも赤ちゃんが生まれた時に「母子ともに無事かどうか」などと確認したりしません。特に、母体が無事かなどとは全く気にしません。

しかし出産は大量出血を伴うとても危険なものです。世界最先端の医療技術を誇る日本だからこの安全な現状があるわけです。ちなみに、1950年の日本では2500人に1人は母体の命を亡くしていたそうです。

しかし、そう考えると自分自身を母親が命がけで産んでくれた、そのことに感謝の気持ちが湧いてきます。

さて、この産科医師の不足問題は、どうすれば解決するのでしょうか。


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収入増で解決?

多くの人が主張していることを、シンプルにまとめれば「産科医師の収入アップ」です。つまり産科医の給料をあげれば産科医不足を解消できるというわけです。

これは最近保育士不足解消の手段として、総理大臣もそんなことを言っていましたね。しかし、これは解決策としてはベストではないでしょう。なぜなら、医師は産科以外でも高収入業種だからです。

やはり、「母子とも無事であることは奇跡」という事実をもう一度かみしめて、無事に産まれて当たり前という風潮を変え、産科の医師や助産師さんに対してこころから感謝するということが、なり手を増やすことにつながるのではないでしょうか。

参考→ビヨンセ双子を妊娠!流産を乗り越えた彼女のすばらしさまとめ!


女性の労働環境

もうひとつは、多くの女性医学生が産科医師を目指している昨今、女性の働く環境を良くする必要があります。それは男性の働く環境も改善するはずです。

まあこれは社会全体どの業種でもいえることです。女性が働きやすく、平等に扱われて、出産や育児をしながらでも元気に働き続けられる。そんな職場でないと、将来は生き残れません。

参考→出生数低下の原因と対策は?晩婚化と未婚化対策は人口減少を止めるか?


女性医師は急増している

医師数のなかで女性がどれくらい増えているかというとこれがすごいんです。

厚生労働省の2014年調査によれば、

60歳以上の女性医師は4.1%

50歳から60歳で7.1%

40歳から50歳で15.6%

ずっと倍増しているわけです。

そして20代の医師ではなんと

33.4%!!

3分の1を超えています。この調子だと、10年後には女性と男性は半々になるかもしれません。

参考→30歳は女性の期限?肌が若返るSK-Ⅱって本当に効果があるの?


まとめ

女性が社会で、どれくらい平等にあつかわれているかという2016年の世界ランキングでは調査された144カ国中日本は111位です。日本以下は、宗教的に女性の地位が低いイスラム諸国が多いです。

この現状を変えないと、今は多くの女性が目標としている産科医師もそのうち人気を失っていくでしょう。すでに男性から産科は敬遠されているので医師はさらに不足し、出産は地元でできないという時代になる可能性もありますね。

そんなことにならないよう、社会全体で女性の働く環境を変える必要があるのではないでしょうか。男は仕事、女は家庭という古くからの風潮が今は、男は仕事、女は「家庭と仕事」になっています。つまり男性の意識を変えないとダメです。


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  • 2017 01.04
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