柴崎岳のテネリフェってどこにある?なぜスペインの離島に移籍したの?

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2017年1月31日にスペインプロサッカーリーグの2部チームであるテネリフェへ移籍した柴崎岳。当初は体調不良に悩まされましたが、体調がもどると先発で使われ続けています。

そしてシーズン最終版は柴崎岳の活躍もあって見事に昇格プレーオフ圏内に残り、6月18日現在ではプレーオフの真っ最中です。

さて、このテネリフェというチームはスペインのどこにあるのでしょう。そしてどんなところなのでしょう。柴崎岳が体調を崩したほどの特殊な環境なのでしょうか。

今回は、そのあたりをまとめてみます。


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柴崎岳

まずは柴崎岳について触れておきます。万博そして吹田スタジアムでガンバを応援している私ですが、たまにしか生観戦しないこともあり、アントラーズ試合を生で見たことがありません。

しかしここ数年、テレビで見ていて「この選手は違う」と感じたプレーヤーは柴崎岳とガンバの井手口陽介です。

柴崎岳の突出している点は視野の広さと冷静さです。一生懸命さを感じたい人には何も伝わらないかも知れませんが、ある程度目の肥えた人なら彼の持つ能力の高さにひきつけられるでしょう。


ようやく注目

個人的には3年くらい前から海外へ行くべきだろうなと感じていましたがオファーが無かったのかアントラーズとの契約の問題があったのか日本でくすぶっていました。

そんな彼でしたが、2016年のクラブワールドカップでスペインのレアル・マドリッドのゴールを2回も破るシュートを放ちました。何億人という視聴者のいるクラブワールドカップでの活躍によってスペインのチームから注目されました。

その結果、スペイン2部リーグ・テネリフェへの移籍が成立したのです。


なぜ2部チーム?

移籍の話は当初、1部リーグのチームで進んでいました。しかし最終の局面で契約が成立しませんでした。

そしてテネリフェへの移籍が成立したというニュースを聞き、すぐにそのチーム環境を調べてみましたが1部に上がれそうな状況とは思えませんでした。このチームならアントラーズの方が環境が良いのではないかとも感じました。


体調不良、そして

さらに移籍してすぐに体調を崩し、練習にも参加できない状態が続きました。メンタルがやられているという情報も拡散して「これはひょっとして1試合もせずに日本復帰か」と心配しました。

しかし心配は杞憂でした。体調が戻るとスタメンに定着し、チームを4位でフィニッシュさせるのに大きく貢献しました。さらに現在行われている昇格プレーオフでは大活躍中です。

やはり海外に行くべき選手だったのだと深く納得しています。彼にとってJリーグの空は狭すぎたのでしょう。


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テネリフェとは

首都マドリッドから約2100キロ離れた大西洋上にある島です。地図で初めて見た時に、なんでこんな離れたところに移籍するの?とショックを受けました。

というのも日本で言えば沖縄のイメージがあるからです。J1どころかJ3でも上位に入れないFC琉球は選手集めにも練習相手にも恵まれおらず、観客動員も多くありません。

やはり強いサッカーチームは地方には生まれにくく、特に離島のサッカー環境は悪いという偏見がありました。

しかし柴崎岳の冷静な目はテネリフェが良いチームであること、環境が良いこと、そして自分が出場できることを見抜いていたのです。


首都から2100キロ

日本で考えてみると、東京から北京が2100キロです。飛行機で約3時間かかります。ヨーロッパというのは、飛行機で3時間飛べばほとんどの国へ行けます。それが国内で3時間とはどれだけ遠い島なのでしょう。

そして町の人口がなんと20万人。これはかなり少ないです。最初に移籍の話が進んでいたスペイン1部リーグのラスパルマスも実は同じカナリア諸島にあるのですが、こちらは38万人というまずまずの人口を持っています。

しかしテネリフェという島全体では約90万人の人口があります。これはラスパルマスのある島よりも多いのでカナリア諸島最大の人口です。90万人の島民に応援してもらっているサッカーチーム。それが柴崎岳のテネリフェです。

しかし首都から2000キロ離れた大西洋上の島、それもスペイン本土よりもアフリカ大陸の方が近いという所に2つも強豪チームがあるという事実に驚きます。


テネリフェの歴史

スペインが1500年頃に侵略するまでは先住民であるグアンチェ族が石器時代に近い生活をしていました。

グアンチェ族というのは、ベルベル人系の民族です。長身で青い目を持ち、髪の毛は金髪という美しい民族です。ベルベル人自体は「白いアフリカ人」で、金髪ではありませんが、美人の多い民族として有名です。

有名なベルベル人としては、レアル・マドリッドのジダン監督がいます。また、沢尻エリカの父もベルベル人です。

現在のテネリフェには純粋なグアンチェはほとんどいません。何百年というスペインの支配でスペイン人との混血が進んでいるからです。さらに、乾燥した気候は豊かな作物をもたらさないため、多くの人がキューバやプエルトリコ、ベネズエラなどへ移住しました。

世界一美人が多い国として有名なベネズエラですが、グアンチェとの混血がすすんだ結果とも言えます。

またプエルトリコもミスユニバース常勝国と言われています。グアンチェの血、恐るべしといったところでしょうか。


テネリフェの魅力

そんなグアンチェの島・テネリフェの主要産業は「観光」です。スペインのというよりもヨーロッパのリゾート地として栄えています。

100年以上前から豪華なホテルが建設され、現在も多くのホテルが営業しています。

美しい山と海、そしてスペインと新大陸(アメリカ)の文化が融合した微妙な雰囲気が人気を集めています。

最高峰は富士山よりも高い約3700メートルのテイデ山。これはスペイン本土を含めての最高峰でもあります。

さらに気候は一年中20度前後で乾燥しています。快適以外の何ものでもありません。夏の暑さや冬の寒さから逃れたいヨーロッパ本土の人達にとっては楽園です。島内にドイツ語の看板が多くあるのは、ドイツやスイスから多くの観光客が訪れている証拠です。


柴崎岳の今後

なんでこんな離島のチームに入ったの?と疑った私でしたが、実はすばらしい環境であることがわかりました。しかもアウェイチームは3時間のフライトで疲れているのでホームのテネリフェは有利です。

この地上の楽園に住む熱狂的な島民に愛されながら、世界が注目する選手になって欲しいものです。


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  • 2017 06.24
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