松居一代の離婚動画に出された調停申立書とは何?財産分与はどうやるの?

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2017年初夏の話題と言えば、ヒアリと松居一代と言っても良いくらいの盛り上がりを見せています。

20世紀までの離婚は、本人たちのみが真相を知っていました。記者会見なので多少の情報が得られるとしても、本当の理由というのは明らかにされてこなかったのです。

ところがネット時代になり、泰葉や松居一代のように離婚相手を中傷する情報を発信するようになりました。

一般民衆にとって「人の不幸は蜜の味」であり、ワイドショーでは格好のネタになり、ネット上ではアクセスを集める話題になります。

今回は、「離婚」について、そしてそんな騒動の中で出てきた「調停申立書」とは何なのかを詳しく説明してみます。


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離婚件数の変化

1年間の離婚件数はここ数年、約22万件で推移しています。約2分に1組が分かれているという計算んです。昔からの変化を見てみると、2002年の28万件をピークにして若干減ってきています。

それでももっと長いスパンでみれば、1960年代は7万件前後でしたから、約3倍に増えているということになります。

これを人口1000人当たりで見ると、最近の離婚率は1.7人です。2002年頃のピーク時には2.3人だったのでやはり離婚率は下がっているのですね。それでも1960年代は0.7人程度ですから、その頃に比べると増えています。


なぜ離婚が減ってきたのか

やはり男性の行動に変化が出てきたからでしょう。育児や家事に対して責任を持とうとする人が増加してきた時代と比例しています。

「男は仕事、女は家事育児」という考えでうまくいっていた時代は2000年頃終わりました。ちょうどその頃に離婚数の頂点があるのは、やはり時代の変革期だった証拠なのでしょう。

一人前の男は、仕事ができて、酒が飲めて、タバコが吸えて、上手な女遊びができる、といった価値観はさらにもう少し早く1990年代には崩壊していました。

もちろん、2017年の今もその価値観は残っていますし、その価値観を幸せに共有しているカップルもあるでしょう。しかし時代は大きく変化しました。

特に中学校で技術は男子、家庭科は女子と分けられていたのが、1993年から一緒に授業を受けるようになった影響は小さくないでしょう。

彼らが成人し、結婚を始めた頃から離婚率は減ってきたのです。


離婚原因

離婚イコール悪事と断定するわけではありませんが、家庭円満で銀婚式そして金婚式と過ごせる方が良いでしょう。なぜなら結婚式では、永遠の愛を誓ったわけですからね。

といっても、AIでなく人間ですから嘘もつきますし失敗もします。そして約2分に1組が離婚します。

さてその原因は何でしょう。離婚の調停申立書には、「離婚の理由」選ぶ欄があります。その順位(2015年)を見てみましょう。

第1位は「性格が合わない」です。これは「価値観が合わない」ということでしょう。私の知人は「子どもができたのに夫が毎日パチンコに行くのが信じられなくて別れた」といっていました。

ある知人は「ほとんど家に帰らず仕事ばかりなので別れた」といっていました。それら価値観の違いによる場合の離婚理由を選ぶ時、選択肢は「性格が合わない」となります。

第2位は「浮気」で第3位は「暴力」です。

ここで私は思うのです。離婚原因の8割以上は夫にあるのではないかと。もちろん妻の浮気や暴力もあるでしょう。しかし圧倒的に夫が多いのです。

そして、前述の「一人前の男」にこだわっている人がそこにいるのではないかと。

男は仕事。遊びや浮気も甲斐性。俺についてこい。といった価値観の裏返しが「妻任せの育児」「浮気」「暴力」につながっている気がします。

しかし、それは恋愛時代にも垣間見えたはずです。つまり妻の側にも、そんな男に魅力を感じていたということです。一歩下がって男について行くのが女らしさみたいなところです。

「男の仕事を支えるのが妻のつとめ」みたいなイメージですね。

しかし子どもができると、その価値観ではうまくいかなくなるのです。

男らしさ・女らしさにこだわることが、家庭円満を阻害することも多いと気付くべきです。


妻に原因を押しつける日本社会

日本社会の風潮としては、妻に離婚原因を押し付けがちです。「妻の我慢が足りないから」「妻が仕事をしたから」「妻が精神的におかしくなったから」など、報道は夫の味方をすることで多くの共感をえられます。

スポーツ新聞やネットのニュースや、ワイドショーの報道など、すべてそうです。おそらく、視聴者の大部分を占める中年以上の年代や男尊女卑の価値観を持つ若者に合わせているのでしょう。

泰葉や松居一代は完全に「おかしな人」扱いです。そこまで彼女たちを追い込んだのは夫の側かも知れないのに、そこには触れないのです。なぜならマスコミは売れなければ成立しない世界ですから。

問題はその価値観が自分を不幸にすると気付かないまま、それをうのみにする若者もいるという点です。


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離婚手続きその1

なにはともあれ、崩壊した夫婦関係のまま暮らすのはお互いのためにも良くありません。何よりも毎日の不仲を見せつけられる子どもの精神状態に悪い影響が及びます。

だめだと思ったら子どものためにもさっさと別れましょう

その手続きで一番簡単なのは、二人でサインをした離婚届を出すことです。これを協議離婚といいます。なぜ「協議」がついているかというと、様々なことを話し合って同意しないければならないからです。

それは次のような項目です。

・多くの場合、子どもがいるので親権をどちらがとるか。(多くの場合母親となります。)

・子どもの養育費をどうやって負担するか。毎月何日にいくら払うか。(多くの場合、父親がが払います。)

慰謝料をいくらにするか。いつ払うか。(男性が払うことが多いですね。)

・不動産、車、貯金などをどうやって分けるか。(財産分与といいます。)

・離婚後に子どもに会う回数。(月一回とか。)

それらの点で夫婦の合意が得られれば、あとは届を出すだけです。しかし実際は協議が不十分で離婚後に妻が苦労する場合が多いようです。なぜなら、人間関係が悪化している場合に一番難しいのが「合意」だからです。


離婚手続きその2

私がベストだと思うのが調停離婚です。男性に原因があるのに慰謝料もとれず、約束した養育費も払ってもらえないというケースが多いのに対して、この離婚にもちこめば裁判所が協議の間に入ってくれます。

そして、調停委員が入って慰謝料、養育費、財産分与などについて話し合うことになります。今回、船越英一郎が妻の松居一代に対して行ったのがこれです。そして報道によると彼は「財産分与」の欄を「0円」にしたとのことです。つまり不動産や貯蓄などはすべて放棄すということです。

まあ毎週サスペンスで活躍している彼にとって財産分与は不要でしょう。

離婚調停の際に提出する書類はこんな感じです→調停申立書

一番下にある「申し立ての理由」という欄が結構興味深い選択肢になっています。


離婚手続きその3

まあこれは最悪のケースともいえますが、「裁判離婚」です。要するに調停離婚がうまくいかなくてもめた場合ですね。

時間はかかるし、口頭弁論が何回もありますからとにかく面倒です。裁判官の和解案が意に沿わない場合もあります。やはり弁護士に相談しつつ調停離婚するのがベストでしょう。

いや一番良いのは、円満な協議で離婚することです。別れても良い関係でいようね。となれば子どもにとっても最高でしょう。


まとめ

前述したとおり、現代はジェンダーによる決めつけが崩壊しつつある時代です。いつまでも高度経済成長時にあった男尊女卑の幻影にしがみついて生きるよりも、柔軟な価値観で夫婦関係を維持した方が幸せが続くと思いますよ。

親世代とは全く違った社会に生きているのですから。


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  • 2017 07.08
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