クレヨンしんちゃんの映画は面白くない理由は?マンネリ化ギャグのせい?

  • クレヨンしんちゃんの映画は面白くない理由は?マンネリ化ギャグのせい? はコメントを受け付けていません。

この記事は5分で読めます

Pocket

数年前に「クレヨンしんちゃん」の映画「ロボとうちゃん」を見に行って驚いたのは、「ストーリーに意外性が無い」ということです。

 

「えっ?クレヨンしんちゃんってこんなに陳腐なアニメだった?」とガックリしました。

 

そこで今回は、なぜこんなに「普通」のアニメになってしまったのかを検証してみます。

 

検証のため、某掲示板チャンネルの意見を拾いつつ、私の感想を付け加えてみました。

 

関連記事→クレヨンしんちゃんの新しい声優小林由美子は独身?過去作品と年齢は? 

 


スポンサーリンク

 

○クレヨンしんちゃんとは?

 

クレヨンしんちゃんとは、1990年、漫画アクションにて臼井儀人が連載を開始した漫画です。

 

1992年にテレビ朝日によるアニメが開始され、以後26年に渡り放送を続けています。

 

日本長寿アニメランキングでも第五位にランクインするほどで、サザエさん、ドラえもんに並ぶ国民的アニメとして大変有名な作品です。

 

 

○演出とギャグに原因?

 

ご意見その1

 

まずクレヨンしんちゃんのファンが語る「つまらない」もやはりそう単純な物ではない

人によっては「感動できない」、或は「物語の筋が面白くない」、或は「演出がうざい」、或は「ギャグがつまらない」などなど

クレヨンしんちゃんの大ファンの間でも、どの映画が至高であるかは意見が割れるところである。全体的に多いのがオトナ帝国を最高傑作とする人間だ。若しくは、戦国大合戦

その一方で、上記に挙げられた二作品を「クレヨンしんちゃんらしくない」とバッサリ切り捨てる輩もいる。最近は少なくなってきたが

その為、クレヨンしんちゃんの映画に関連するスレは大抵荒れてしまうのが常となっている

 

やはり「感動できない」っていうのが一番かなと思います。

 

 

○キャラクターに原因?

 

ご意見その2

 

まずここで一つ考えられるのが「野原しんのすけ」というキャラクターである

アニメや原作を見ている人間ならば多少想うであろうが、しんのすけは本当に初期中期後期でキャラクターが違うのだ

映画でもその色が顕著に出ている。例えば「ブリブリ王国の秘宝」「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード」「クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!」

上記の三作品を見ればよく分かるであろう

初期はどちらかと言えば、子供らしさと子供らしからぬ、抜きん出た才覚を匂わせるマイペースさがある。Mr.アナコンダに恐怖したシーンを真っ先に思いつく方もおられるだろうが、それは野原しんのすけの子供らしさを表現している

その上で、Mr.アナコンダという悪役を引き立たせているのである

しんのすけは基本的に殆どのことにどうじない大物である。彼を脅かす存在は彼以上に奇特な行動をする人間(むさえ、捨内さん)や彼を平気で攻撃する人間(みさえ)など

それ以外に対してしんのすけはいつものポケーッとした憎たらしいマイペースを発揮するのだ。場合によっては上記に挙げられたしんのすけの天敵に対しても同様である

 

しかし、アニメ中期、ひまわりが生まれて暫く経った頃に、しんのすけの妙にテンションの低いボケは余りみられなくなり、踊る・奇声を上げるなどがよく見られるようになった

いや、踊ること自体は初期でもあったのだが、声優の声が高くなったこともあるのか、初期とはまた違った印象が見受けられる

後期になると最早躁病か何かのように事あるごとに甲高い声を発するようになった。この時点でクレヨンしんちゃんのボケの形式は初期とは少し異なっていることが判る

最近のアニメを見ている人間がいれば、なんとなくそれを感じるだろう。特に母親に怒られそうになった時の「うわぁ」の声とか

無論ボケを発揮するのはしんのすけばかりではなく、他のキャラクターも平気でボケる。ただしんのすけとは明らかにペースが違う。だからこそ、彼の特異な性格が水際立つのである

 

⇒なるほど!確かに「何物にも動じない」しんのすけが動揺するようになりましたね!

 

鋭い指摘だと思います。

 

こいつは目の前に総理大臣がいても平気だろうな、と思わせるキャラだったがゆえに、日常ではいろんなものに気を遣っている自分と比べてみて、爽快な気分を味わえたわけです。

 

それが、普通に気を遣う子どもになってしまったら面白くないのは当然ですね!

 

関連記事→クレヨンしんちゃんの新しい声優小林由美子は独身?過去作品と年齢は?

 

スポンサーリンク

 

 

○ギャグのクオリティが下がった?

 

ご意見その3

 

クレヨンしんちゃんはしんのすけを中心に起こる騒動がベースの作品だ。日常の中でどれだけ有り得ない行動をするかに、この作品の魅力が詰まっている

特にこの作品は大変単純なボケでも笑いが起こる雰囲気がしっかりと確立されている。時に飛ばす妙にブラックなネタを抜きにしても、クレヨンしんちゃんのボケというのは本当に面白いのだ

私が好きなボケを一つ例としてあげさせていただく

野原一家が巨人応援のために野球観戦に行った際、阪神側の席に誤って座ってしまったひろし達。終盤で松井が飛ばした場外ホームランを取るべくひろしがしんのすけに「グローブ!」と云う

しんのすけは「ちゃんと持ってきたゾ」と言って鞄から取り出すのだが、それは「ボクシンググローブ」であり、ひろしの「お馬鹿!」というツッコミの直後、ボールが頭部に激突して気絶寸前になるひろしの姿で終了する

このように、しんのすけ中心のドタバタ喜劇がクレヨンしんちゃんの中核であり、感動要素だとかそういうものよりも先んじて語られねばならぬのが「ギャグのクオリティ」なのだ

その点を考えれば「暗黒たまたま大追跡」「ヘンダーランドの大冒険」「ヤキニクロード」「B級グルメ」といった作品が一番クレヨンしんちゃんらしい面白さと言えるのではないだろうか

 

⇒たしかに!しんちゃんのボケとひろし、まさおくん、ねねちゃん、みさえなどのツッコミが、クレヨンしんちゃんのキモであることに異存なしです。

 

そのギャグは本当にキレがありましたね。

 

その切れ味が鈍っている・・・・それはいえるでしょう。

 

 

 

○定番ネタによるマンネリ?

 

ご意見その4

 

クレヨンしんちゃんの笑いは風刺や皮肉が含まれていることもあるが、案外初期の方からシンプル・イズ・ザ・ベストなボケがされていることが多い

しんのすけというキャラが発する間の抜けた言葉や突飛な行動に周囲が突っ込む。極めて単純な構造だが、面白い。それがクレヨンしんちゃんだ

だがクレヨンしんちゃんのギャグのクオリティに変化が生じたもっともな原因は野原しんのすけ並びに野原一家、そしてかすかべ防衛隊のキャラが変わった事によるのだと私は思っている

例えばネネちゃんのキャラクター。今でこそ凶暴ですぐに兎を殴るイメージがあるが、初期は全然そうではなかった。いや、たしかに何度かそれらしき場面はあったが、緩急つけられていて、基本は女らしいキャラなのである

クレヨンしんちゃんのギャグにおけるネネちゃんの兎殴りとは比較的新しいタイプ。こういった所にも国民的アニメになったが故の、定番ネタを作らざるを得なかった原作者とアニメスタッフの苦労が伺える

 

⇒国民的アニメになったために定番ネタが必要になった・・・・定番ネタって水戸黄門の印籠とかコナンの眠り小五郎みたいに、見ている人が安心するわけですね。

 

これが、手さぐりの頃って定番を探す時期になりますから、毎回必死です。

 

つまり、見ている方は毎回新鮮です。

 

新鮮さって確かに大切ですよね。

 

 

 

○安易な感動を盛り込みすぎ?

 

ご意見その5

 

現在の映画のよくないところ

①しんのすけのキャラクター

②冒険心を擽るための、ある程度の不気味さ

③全体のボケを薄めるだけの安易な感動

オトナ帝国などがそれでも名作と呼ばれるのはその感動シーンが極めて傑出した演出であったからだ

三分ポッキリを除いてクレヨンしんちゃんの映画は全て、一応に子供が喜ぶくらいの面白さが確立されている。が、過去の感動作達の幻でも見えているのやら、それらを一気に薄めてしまう陳腐な感動シーンが挟まれているのだ

まあ、その感動シーンというのも演出をしっかり変えてやるとか、展開をどうにかしてやるかすれば、ちゃんと涙出来る場合も多い

本当にシロのケツだけ爆弾は惜しい作品であったと思う。糞監督とは呼ばれているが、なんだかんだでプロ。最低限のクオリティは保っている

だからこそ、もう少し伸びる何かがあれば、と思わないでいられないのだ

また、ホラーとして名高い踊れアミーゴは余りにも極端過ぎた事、ホラーの使い方が抜群に良かったのに、コメディとの混ぜ方が酷かったことが重なって、余り良い評価を受けていないのだ。まこと残念な話である

 

⇒最初にも書きましたが、本当に「陳腐」なんですね。

 

ロボとうちゃんって基本的に「感動もの」だと思うのですが、陳腐というかチープなんです。

 

でも考えたら、子どもが喜ぶエンターテインメントとしては良いのかも知れません。

 

大人も楽しめた初期のクレヨンしんちゃんは期待できないとしても、ターゲットを子どもに変えたと考えたら納得もできます。

 

 

○まとめ

 

臼井儀人は天才だと思う私にとって、クレヨンしんちゃんの陳腐化は本当に残念です。

 

しかし、どんなマンガも長期間ハイクオリティを保つのは無理です。

 

スラムダンクも突然終わりましたし、テニスの王子様も30巻ぐらいからちょっと陳腐化しました。

 

ワンピースは例外的にハイクオリティを維持していますが、それでも空島までのワンピースが一番面白かったと思うのは私だけでしょうか。

 

 

そういう意味では、スラムダンクのようにあっさりと切って「伝説」になった方が良いかもしれません。もう無理でしょうけど。

 

関連記事→クレヨンしんちゃんの新しい声優小林由美子は独身?過去作品と年齢は?

 

クレヨンしんちゃんの過去作品をいつでもどこでも視られるのはコチラ!

 


スポンサーリンク

 

 

 

  • 2018 06.17
  • クレヨンしんちゃんの映画は面白くない理由は?マンネリ化ギャグのせい? はコメントを受け付けていません。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

コメントは利用できません。

カテゴリー