バルセロナの育成組織カンテラ!人間教育で大切にしている事は?

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いい話って癒されますよね

忙しくてストレスがたまった時などは特にそうです

そんな時に心のあたたまるエピソード

聞いたり読んだりすると 笑顔を取り戻せます

去年 日本で開催された国際的なサッカーの大会で

すばらしいシーンが見られました

今回はそのエピソードを書いてみます


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U-12 ワールドサッカー ジュニアチャレンジ2016

2016年8月 サッカーをするには過酷な日本の夏で

12歳以下の国際サッカー大会が開かれました

イングランドからはマンチェスターシティU-12

スペインからは

おそらく世界最強のバルセロナU-12が参加し

日本のジュニアチームとたたかいました


決勝は

予想通り圧倒的な力の差を見せて

決勝に勝ち上がった バルセロナ

それに対するは

大宮アルディージャのジュニアチームです

試合はバルセロナがボールを支配するものの

アルディージャも安定したディフェンスで

ゴールを割らせず 残り5分で0-0

と緊迫した展開となりました


左サイドからのロングパス

そんな時間帯にバルセロナの左サイドから

ペナルティエリアへ長いななめのパスが入ります

ディフェンダーの死角から 長身選手が現れて

これをトラップしたときは 完全にフリーでした

一瞬の隙とはこのことです

キーパーが突進してプレッシャーをかけましたが

左足で冷静にシュートしたボールはゴールのすみへ入りました


終了のホイッスル

その後 メンタルを切らさず

最後までゴールを目指したアルディージャでしたが

終了のホイッスルが鳴ります

悔しさと疲れで倒れこむアルディージャの選手たち

輪になってジャンプし歓びを爆発させる

バルセロナの選手たち

ピッチ上には 美しい対称が描かれました

そのあとです

 

ジャンプしていたバルセロナの選手は

泣いている相手チームの選手に気付き始めます

そして 駆け寄り 抱きしめ 声をかけはじめました

言葉の中身はわかりませんでしたが

「いいプレイをありがとう」

「下を向く必要はないよ」

「元気出して!」

といった敗者への敬意(リスペクト)が感じられました

そのときの動画です


カンテラ

バルセロナの下部組織はカンテラと呼ばれ

大きな寮で生活しています

各年齢で50人ほどの選手がいます

セレクションは毎年約1万人が受けるそうです

200倍の競争を勝ち抜いたエリートたち

50人の子どもたちはさらにそこでスタメンを争います


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カンテラの指導方針

そこでは サッカー選手として

テクニックや戦術理解力 そして忍耐力など

サッカー選手になるための基礎を教えられます

しかし 元カンテラのテクニカル・ディレクター

(技術委員長)さんによると

教育するとは、子どもを社会に送り出す準備をすることです。将来、大人として社会でしっかりと生活できるために必要な価値観を教え込むこととなります。敬意、忍耐、犠牲、努力、謙虚さといった価値観です。

引用元

http://www.sakaiku.jp/series/barca/2012/001795.html

とのことです


文武両道

カンテラの指導方針は

サッカーだ上手いだけではだめ ということです

インタビュー記事によれば 技術委員長さんが自慢していたのは

有名選手を育てたことよりも バルサB(2軍チーム)に上がった

(高校卒業)選手のうち半数が大学に進学したことでした

 

50人のうち 有名選手になるのは2人か3人という現実から

セカンドキャリアを考えてそうしているのではありません

学校の勉強もしっかりさせるという寮の方針があるから

そういう結果が出ているだけです

中にはAチームに上がって忙しくなり

大学を辞めざるを得なくなった選手もいたようです


リスペクト

彼が一番強調しているのが「敬意」です

チームメイト 勝者 敗者

つまり他者へのリスペクトです

競争する心を育てると

相手を見下したり 恨んだり 羨ましがったり

といった負の感情も大きくなりがちです

しかし バルサのカンテラでは

ポジションを争っている

チームメイトをも尊敬しよう と指導します


トップチームにあがる子とは

彼は言います

「上手い子があがるのではない」

「継続して努力できる子があがる」と

 

だからカンテラで伸ばそうとしているのは

常に謙虚で努力できる力なのです

その力は サッカーだけでなく

どの業界で生きることになっても生きるはず という主張には

誰もがうなずくところでしょう


試合後泣いていたバルサの子

実はアルディージャの選手だけでなく

バルサにも1人試合後に泣いていて

コーチから話しかけられていた選手がいました

それは決勝点をアシストした左サイドの子でした

彼はスタメンを外されてショックを受けていたそうです

しかし途中出場して見事な美しいパスを

左足でゴール前に通しました

彼の涙はバルサの子がもつ強い競争心

だけが生んだものではないでしょう

指導者を恨まず 先発した子をねたまず

ベストを尽くした自分に対して

感動したのではないでしょうか

「やったよ やりきったよ俺!」

そしてコーチも「やったな」と言ったように見えました

本当に美しい光景でした


親の姿勢

スペインでも日本同様 最近は親が

指導にクレームをつけたりすることがあるそうです

そして子どもに過度の期待をしてしまい

そのプレッシャーで子ども伸び悩むことがあるそうです

バルサのカンテラでは保護者に対し

家に帰った時はサッカーの話をしないように頼むそうです

試合を見に来て試合後に話す時も

試合で良かったところは褒めて

その後はサッカーと違う話題にしてほしい

と言っているそうです


まとめ

メッシ選手など数々の名選手を送り出した

バルサのカンテラ

優勝した直後に 敗者に対して

あれだけの思いやりを表現できる小学生

育てている組織を私は尊敬します

他人を見下さず 恨まず

自分のプレイに謙虚な自信を持ち

淡々とプレーする彼ら 私も見習いたいものです


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  • 2017 02.18
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