アクティブ・ラーニングのプリント作成極意!毎日40分で完成するには?

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前回は、チームリーディングについて詳しく解説した後に、実際に使用しているプリントを掲載しました。

参考→アクティブ・ラーニングのプリントと授業展開!享保の改革その2?

もう一度ここまでの授業展開を簡単におさらいすると、

1.生徒のプレゼン

2.直前の授業についてQ&A

3.チームリーディング

でした。ここまででだいたい25分経過します。チームリーディングが終了したグループからプリントを取りにきます。今日は、プリントの作成について詳しく書いてみます。


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教科書はむずかしい?

プリントを作るときは、教科書の「図」を最大限に利用するという点を大切にしています。実をいうと、教員になって20年くらい、教科書をほとんど使わずに授業をしていました。なぜかというと、結構難しい文章が多いからです。


「価値が相対的に低下」って意味不明

たとえば「江戸時代中期には商品作物の取引が増加したため、米の価値が相対的に低下した」と、本文中にあります。中学2年生の教科書ですよ! この意味を中学生に理解させるのは困難です。


大学生のテキストですか?

江戸幕府の収入が減った理由は、「年貢として集めた米を、大阪で現金化する際にコメの相場が下がったため」ということを理解させたいがために、なぜコメの価格が下がったかを説明しようとしているわけです。

丁寧で良いとは思いますが、経済学部の大学生が読むテキストではありませんからね。この一文だけで「落ちる」生徒はいっぱいでしょう。


しかし良いところもたくさん!

だから教科書を使うと大部分の生徒は社会科が嫌いになるだろうと考えてほとんど使わなかったのです。そういう欠点もありますが、長所もいっぱいあることに最近気づきました。特に使用している絵やグラフ・写真は本当に素晴らしいものがあります。


一斉授業では役に立たないが・・

教科書の本文も、読み手のレベルを考えない執筆者のページはわずかです。ほとんどは丁寧でわかりやすくかかれています。ああ、なんでこんないいものを有効利用してこなかったんだ! という後悔はないんです。 なぜなら、そんなすばらしい教科書も、レクチャー形式の授業では、無いほうがましだからです。


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グループ学習のネタがいっぱい

これをアクティブ・ラーニングで使用するから価値があるのです。レクチャー形式で、先生が「図1を見ましょう」「その絵から何がわかりますか」と言ってもなかなか盛り上がりません。それをプリントの設問にして、グループで話し合わせるのが良いです。


一斉のレクチャーも必要

いつもグループでやるのでなく、たまには一斉授業で、スクリーンに注目させながら意見を募集するのも必要です。そこは、同じことの繰り返しにならないよう、変化をつけることが大切です。


いくつの設問が必要?

教科書1時間分の内容を見ると、15この問題は必ず思いつきます。ただし、現在教えている生徒を思い浮かべながら問題を作成しないといけません。簡単すぎず、難しすぎず、答えがいろいろ出てくるものを考えます。


失敗と修正を繰り返す

まあ実際はイメージした答えと生徒が出す解答が違うものになることもあります。トライアンドエラーです。常にその「適度にむずかしい」「いろいろな答えが出てくる」微妙なラインを意識して、プリントを作成します。


作成にかける時間

慣れてくれば40分で問題と解答が作れます。最初は私も2時間ぐらいかかっていましたが、今はだいぶん早くなりました。これも凝りだすとキリがありません。ワークライフバランスの観点からも、時間を決めて妥協するのも大切です。


目指すのは美しさ

とにかくアクティブ・ラーニングは、先生と生徒が作り出す一種のアートです。いつも美しくなるとは限りませんが、他人の作ったプリントでは、なかなか美しくまとまりません。問題数も、15個にする前は10個でやっていました。その当時はそれで時間がちょうど良かったのです。


とりあえず試して!

生徒の能力がアップしたので、今は問題数を増やしました。とにかく、前回の記事にのせているプリントをコピペして一度使ってみてください。著作権は放棄しています。これでは問題が多すぎるとか、レベルが高すぎるとかいった感触がつかめると思います。


社会が苦手な生徒の事

社会の先生の仕事は、社会科が嫌いな子を好きにさせることです。しかし現状は、社会が好きな子をより好きにするための授業が多いです。それで楽しいですか?社会科が好きな子を相手にするのなら簡単ですよね。


まとめ

とにかくトライしないと前には進めません。高度経済成長を支えた、前時代的な教育を続けるか、あたらしい経済環境の中で、豊かに楽しく暮らせるための教育に変えていくか、です。 😉 


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  • 2017 03.03
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